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埼玉の“甲子園未出場校”に注目のスラッガー!山村学園・坪井蒼汰は「強打のサード」 今秋のドラフト指名も…!?

全国のドラフト候補を読者の方々に紹介している「プロアマ野球研究所」。月に20本以上の記事を公開している。今回は、埼玉の“新興勢力”に現れた高校生スラッガーを取り上げる。

2022年7月21日 全国高校野球選手権埼玉大会
山村学園10-0川越工

坪井蒼汰(山村学園) 3年 三塁手 176cm82kg 右投右打

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春夏の甲子園出場はないものの、2019年夏の埼玉大会で決勝進出するなど、近年コンスタントに上位進出を果たしている山村学園。そんな「新興勢力」と言えるチームで、サードの坪井蒼汰がプロから注目を集めている。

旧チームから中軸を任されており、昨年夏の大宮東戦では2本塁打、6打点の大活躍を見せている。今年春の関東大会でも初戦の市立船橋戦で2本のホームランを放ち、チームの準決勝進出に大きく貢献した。

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川越工戦で坪井は3番、サードで先発出場した。まず目立ったのが、その体つきとシートノックでの動きの良さだ。プロフィールは身長176cm、体重82㎏となっているが、たくましい体格で姿勢が良いため、180㎝、85㎏くらいあるように見える。堂々とした体つきでも動きに重々しさがなく、打球に対する反応やフットワークや地肩の良さが目に付いた。

一つ課題を挙げるとすれば、捕球から送球への持ち替えに少し手間取るところがある点だが、ハンドリング自体は悪くないため、十分に改善の余地はあるだろう。

この日は、最大の持ち味であるバッティングで格の違いを見せつける。第1打席はレフトフライに倒れたものの、第2打席では初球の外角へのチェンジアップを振り抜いてレフトオーバーのツーベース。続く第3打席では、真ん中低めのスライダーをすくい上げて、打った瞬間に分かるホームランをレフトスタンドに叩き込んだ。

◆果たして、今秋のドラフト指名はあるのか?

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