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独立リーグ徳島に“最速150キロ右腕” 冨水大和が見せた高い潜在能力とは…

今年のアマチュア野球界で注目される選手は誰なのか…。ドラフト候補を常にウオッチし続ける「プロアマ野球研究所」では、新シーズンで目立った選手を積極的に紹介していきたい。今回は、四国アイランドリーグで今後注目を集めることが予想される、若手の本格派右腕を取り上げる。

2021年4月24日 九州アジアリーグ、四国アイランドリーグ交流戦

徳島インディゴソックス4-11火の国サラマンダーズ

冨水大和(徳島インディゴソックス) 20歳 投手 178cm73kg 右投右打 網走桂陽

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今年から発足した九州アジアリーグは、「火の国サラマンダーズ」(本拠地・熊本)と「大分B-リングス」(同・大分)で構成され、四国アイランドリーグのチームやソフトバンクの三軍と、積極的に交流戦を行う予定になっている。

「火の国サラマンダーズ」は都市対抗に2回出場したこともある社会人野球の熊本ゴールデンラークスが前身で、選手のレベルは高く、この日も徳島インディゴソックスに快勝した。ドラフト候補になりそうな選手については「ベースボールキング」のコラムで公開予定である。

今回、「プロアマ野球研究所」のコラムで紹介するのは、敗れた徳島インディゴソックスでキラリと光るピッチングを見せた冨水大和(20歳・網走桂陽)だ。高校時代は、北海道内で140キロを超えるスピードを誇る投手として注目された選手で、卒業と同時に徳島に入団した。

昨年は体力作りがメインでわずか2試合に登板に終わったが、着実に力をつけてきているという。この日は7点をリードされた6回から登板。ワンアウトからツーベースを打たれて走者を背負ったものの、アウト3つを全て三振で奪い、今シーズン初登板を無失点で終えた。

◆好調時には150キロをマーク!

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