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外野手転向で急成長! 三菱自動車岡崎「星野裕帆」はプロでも希少な“左の長距離砲”

3月9日から12日まで行われた社会人野球の東京スポニチ大会。アマチュア野球の本格的な開幕を告げる大会であり、ドラフト候補も多く登場したが、そこで目立つプレーを見せた選手を紹介していきたい。今回は社会人4年目に野手に転向して才能が開花しつつある左の強打者を取り上げる。

2021年3月11日 社会人野球東京スポニチ大会

TDK3-1三菱自動車岡崎

星野裕帆(三菱自動車岡崎) 23歳 外野手 185cm90kg 右投左打 川越東  ※年齢は2021年の満年齢

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敗れた三菱自動車岡崎だが、先日取り上げた坂巻拳(投手・千葉英和→東京情報大)とともに今後が楽しみなのが4番に座った星野裕帆(外野手・川越東)だ。川越東では下級生の頃から中軸として活躍。3年時にはエースで4番としてプロから注目される存在だった。夏の埼玉大会、山村学園戦でそのピッチングを見たが、最速143キロをマークしたストレートは力があり、打者としても非凡なプレーを見せていた。

社会人では投手としてプレーし、スピードもアップしたとのことだったが、なかなか安定感が出ずに停滞。4年目の昨年から野手へ転向している。スポニチ大会では、全3試合に4番としてフル出場。この試合の前日にはホームランを含む3安打3打点の大活躍でチームの勝利に大きく貢献している。

◆非凡なヘッドスピード、貴重な左の長距離砲として期待

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