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プロが注目する強肩強打…健大高崎の“超高校級捕手”清水叶人にスカウト陣が熱視線!

「プロアマ野球研究所」は、全国のドラフト候補について、実力や将来性などを分析して、読者の方々にお届けしている。今回は、今年の関東を代表する強肩強打の高校生捕手を取り上げたい。

2022年7月25日 全国高校野球選手権群馬大会準決勝 

健大高崎8-1利根商

清水叶人(健大高崎) 3年 捕手 175cm82kg 右投左打

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近年多くの選手をプロに輩出している健大高崎。今年のチームで高い注目を集めているのが、捕手の清水叶人だ。

レギュラーを獲得したのは、2年秋の新チームからで、中軸に定着すると、関東大会の明秀日立戦でホームランを放つなど活躍した。春以降は、そのプレーに磨きがかかっている。

この日も4番として出場すると、第1打席でいきなり先制のタイムリーとなるライト前ヒットを放つ。続く第2打席では、打った瞬間に分かるツーランホームランをライトスタンドに叩き込んだ。

軽く右足を上げ、ヘッドをわずかに中に入れてトップの形を作るスタイル。どちらの動きも極端に大きくないため、余裕を持ってボールを見ることができている。

そして、目立ったのがスイングの軌道だ。体の近くからスムーズに振り出し、ヘッドが外回りすることなく、それでいながらフォロースルーも大きくとることができている。

打球の上がる角度が良く、安定して長打、ホームランを打てることがよく分かるスイングだった。また第1打席のライト前ヒットは、タイミングを外そうとする変化球にしっかり体を残して合わせたもので、対応力の高さも十分にうかがえる。

キャッチャーとしての守備で目立つのは、フットワークとスローイングだ。少し肘が下がり、体が左右に振れるのが気になる一方で、足を使って投げることができており、ボールの勢いは素晴らしい。

◆スタンドには姿を現した球団数は…!?

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