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ドラフト直前…独自取材!プロ志望届を提出した高校生投手「最速ランキング」を公開!

運命のドラフト会議まであと1週間……。「プロアマ野球研究所」は、日々候補選手を紹介しているが、今回は、趣向を変えて、プロ志望届を提出した高校生投手について、主任研究員の西尾典文が、各球場で確認したストレートの最速をランキング形式で公開したい。

150キロ以上のボールを投げた投手は、苫小牧中央の斉藤優汰と日本文理の田中晴也。斉藤は、今年5月の試合で、1回から9回まで常に145キロ以上のスピードをマークしており、現時点での「出力」は、評判通り“高校ナンバーワン”と言えそうだ。

田中晴也(日本文理)

一方の田中は、夏の甲子園で指のマメを潰した影響で不本意な投球に終わり、少し評価を下げた印象は否めない。とはいえ、春の県大会、夏の甲子園で148キロをマークするなど、投手としての“馬力”は高校生でトップクラスであることは間違いない。筆者は、斉藤は1位か2位、田中は2位か3位で指名されるのではないかと予想している。

149キロで続くのは、盛岡中央・斎藤響介と、利根商・内田湘大。斎藤は、東北で“トップ評価”と言われ、内田は、打者としてもスカウト陣の評価が高い。この2人も、ドラフト当日に比較的早い順位で、その名前が呼ばれることになりそうだ。

サウスポーでは、145キロの東海大札幌・門別啓人、阿南光・森山暁生が上位に食い込んだ。特に、門別はコントロールが安定しているため、各球団が指名しやすい投手だといえる。左投手を補強したい球団が上位で指名することも考えられそうだ。

このほか、筆者が現地で秋にしか見られなかった選手では、酒田南・田村朋輝と東日本大昌平・草野陽斗が、春から夏にかけて大きくスピードアップしたと報じられており、彼らも支配下指名の可能性がありそうだ。

<独自取材!高校生“プロ志望届提出選手”球速ランキング>

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