ドラフト戦線に浮上か? 聖光学院を牽引する強打の外野手、坂本寅泰の実力
2021年のシーズン開幕はまだ先だが、プロアマ野球研究所では、オフの間も有望なドラフト候補について積極的に取り上げていきたい。今回は今年の東北を代表する強打の高校生外野手を紹介する。
8月10日 高校野球東北独自大会
鶴岡東1-2×聖光学院(9回サヨナラ)
坂本寅泰(聖光学院) 新3年 外野手 183㎝75㎏ 右投右打 ※学年は今年4月からの新学年
昨年は多くの大会が中止になったということもあり、夏の独自大会には3年生中心で臨むチームが目立った高校野球。都道府県以上の地区レベルで唯一行われた東北の独自大会も例外ではなかったが、出場した数少ない下級生(当時)の中で一際強いインパクトを残したのが、聖光学院の3番に座った坂本寅泰(新3年・外野手)だ。
◆ドラフト候補に名を連ねる可能性は…
体つきはまだ細く見えるものの、背筋が真っすぐきれいに伸び、バットを高く上げて構えた時の姿勢の良さがまず目立つ。上半身に無駄な力が入っておらず、小さい動きで力強いトップの形を作れるというのは大きな長所だ。少し始動は遅めのスタイルだが、それだけボールを長く見ようという意識も感じられる。
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