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“148キロ右腕”智弁和歌山・武元一輝がさらに進化! 野手でも将来性高い逸材
宮崎県の「MRT招待高校野球」が5月14日、15日に開催された。これは、全国の強豪校を招き、宮崎県内の高校と練習試合を行うもの。今年は、昨年夏の甲子園を制した智弁和歌山と今春の選抜に出場した広陵(広島)が招待され、宮崎県勢と対戦した。今回は、智弁和歌山が誇る好投手を取り上げる。
2022年5月15日 MRT招待高校野球
智弁和歌山5-0宮崎商
武元一輝(智弁和歌山) 3年 投手 187cm88kg 右投左打
部員の新型コロナウイルス感染によって宮崎商が出場辞退となり、昨年夏の甲子園で幻となったカードということもあって、多くの観客、報道陣が訪れていた。その前で、智弁和歌山の武元一輝が圧巻のピッチングを見せてくれた。
チームが優勝を果たした昨年夏の甲子園では、準々決勝の石見智翠館戦でリリーフとして登板し、1回を投げて1失点ながら3三振を奪い、ストレートの最速は148キロをマークして注目を集めた。昨年秋は、県大会の準決勝で和歌山東に敗れて選抜出場を逃したが、この春は順調な成長ぶりを見せている。
この日は1回にワンアウト二塁、3回にワンアウト三塁と序盤にピンチを背負ったものの、いずれも後続を抑えて無失点で切り抜けると中盤以降はほぼ完璧なピッチングを披露。
常にストライク先行のテンポの良い投球で、わずか99球で完封勝利をあげた。ストレートの最速は147キロと、昨年夏の甲子園で記録した自己最速には及ばなかったものの、1回から9回まで全てのイニングで144キロ以上をマーク。最後まで球威が落ちることがなかった。
◆球速150キロ以上を出す潜在能力…野手でも将来性が評価される理由とは
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