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BCリーグ、期待の大型右腕 栃木・堀越歩夢は最速151キロ…ドラフト指名なるか?

今年のアマチュア野球界で注目される選手は誰なのか…。プロ志望届の提出が締め切られ、いよいよ10月11日のドラフト会議が迫ってきた。「プロアマ野球研究所」では、会議当日ギリギリまであらゆる選手を紹介していきたい。今回は、独立リーグで屈指のスピードとスケールを誇る大型右腕を取り上げる。

2021年9月23日 BCリーグ選抜交流戦
BCリーグ選抜5-3巨人三軍

堀越歩夢(栃木) 23歳 投手 186㎝93㎏ 右投右打 関東学園大付→東日本国際大

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BCリーグがここ数年行っている選抜チームを組んでの交流試合。NPB球団に向けてのアピールの場という意味合いが強く、この日も11球団39人のスカウトが集結していたが、大きなアピールに成功したのが7回に登板した堀越歩夢だ。

高校、大学では目立った実績はなく、大学在学中の昨年7月から栃木に入団したという変わり種の選手である。昨年はリリーフでの登板が多かったが、今年は先発として活躍。シーズン前半は苦しんで4勝6敗と負け越したものの、リーグ7位となる防御率2.76をマークしている。

6月に先発登板した時は140キロ台前半だったが、この日は1イニングということもあって登板した9人の投手の中で最速となる151キロをマーク。投じたストレートはほとんどが145キロを超え、150キロ以上も3球記録した。

186㎝、93㎏というプロフィールからも分かるように、堂々とした体格で、全身を大きく使って投げられるのが長所。テイクバックでわずかに右肩が下がるものの、リリースでしっかりボールを抑え込むことができており、高めに浮くボールがなく、低めのボールの勢いも申し分なかった。

◆今後の成長に期待できる投手だ!

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