大学球界屈指の安定感!福岡大の右腕、村上幸人が見せた進化…今秋ドラフト候補に浮上へ
年明けからは今年のドラフト戦線の全体像をカテゴリー別に紹介し、また現時点では指名が微妙なラインでも春以降の急上昇が期待できる選手を取り上げてきた。今後は個別の選手について、良さが見えた試合のプレーを中心に深く掘り下げて紹介していきたい。今回は大学球界でも指折りの安定感を誇る右腕を取り上げる。
2021年12月5日 大学日本代表候補合宿紅白戦
白組3-7紅組(6回特別ルール)
村上幸人(福岡大) 新4年 178cm75kg 右投右打 九産大九州
九州の大学生投手では最速151キロを誇る渡辺翔太(九州産業大)、昨年の大学選手権で好投した仲地礼亜(沖縄大)の2人が高い注目を集めているが、安定感でナンバーワンと言えるのが福岡大のエース、村上幸人だ。
村上の名前が一躍全国に響き渡ったのは、2019年の大学選手権。1年生ながら初戦の先発を任せられると、星槎道都大の渕上佳輝(現トヨタ自動車)に投げ勝ち、11回を4安打完封という見事な全国デビューを飾った。
◆リーグ戦は2季連続防御率「0点台」 大学選手権でも大活躍!
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