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大学日本代表候補選手「強化合宿」野手26人の全打撃成績を一挙公開!期待のドラフト候補、気になる結果は…!?

12月1日から3日までの3日間、愛媛県松山市の「坊っちゃんスタジアム」で大学日本代表候補選手の強化合宿が行われた。2日目には、特別ルールでの紅白戦が3試合行われたが、今回は出場した26人の野手の打撃成績をレポートしたい。ちなみに、投手は基本的に1人あたり2イニングだが、1イニングで25球に達した場合は、その時点でイニング終了という「変則ルール」で行われた。
 
紅白戦の打撃で最も強いインパクトを残したのが、立石正広(創価大2年)だ。

立石正広(創価大2年)

第1試合はノーヒットに終わったものの、第2試合では徳山一翔(環太平洋大)からレフトへツーベース。続く打席でも、寺西成騎(日本体育大3年)からライトへタイムリーツーベースを放ち、来年の上位候補2人を見事に攻略した。
 
特に、寺西から放った当たりは、少し振り遅れ、並みの打者であればファウルになりそうな当たりだったものの、フェアゾーンに残った。これは、インパクトの強さをよく示している。さらに最終打席は、チャンスできっちり犠牲フライを放ち、勝負強さも見せた。一方、サードの守備では、再三強いスローイングを披露している。このまま順調にいけば、再来年の有力候補に浮上するだろう。
 
今回のメンバーは、外野手に強打の選手が多い。昨年の代表チームでも中軸を担った渡部聖弥(大阪商業大)と西川史礁(青山学院大)は、ともに1安打ながら、打撃の内容は目を見張るものがあった。
 
そんな彼ら以上に、結果でアピールに成功したのが、平野裕亮(仙台大)だ。

参加野手の「全打撃成績」を一挙掲載!

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