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“大型サウスポー”三菱自動車岡崎・坂巻拳 ドラフト指名漏れの悔しさをバネにさらなる成長を期待!
3月9日から12日まで行われた社会人野球の東京スポニチ大会。アマチュア野球の本格的な開幕を告げる大会であり、ドラフト候補が多く登場したが、そこで目立つプレーを見せた選手を紹介していきたい。今回は昨年指名が見送られたものの、スケールの大きさが魅力の大型サウスポーを取り上げる。
2021年3月10日 社会人野球東京スポニチ大会
TDK3-1三菱自動車岡崎
坂巻拳(三菱自動車岡崎) 24歳早生まれ 投手 187㎝94㎏ 左投左打 千葉英和→東京情報大 ※年齢は2021年の満年齢
ロースコアの接戦で敗れた三菱自動車岡崎だが、そんな中でも先発して7回を1失点と好投を見せたのが大学卒3年目のサウスポー坂巻拳(24歳早生まれ・千葉英和→東京情報大)だ。
高校時代は無名の投手だったが、東京情報大では2年時から主戦に定着。4年秋にはリーグトップとなる6勝をマークする活躍を見せている。昨年のドラフト候補として名前が挙がっていたが、層の厚い投手陣の中でなかなか結果を残すことができず指名漏れ。都市対抗予選のジェイプロジェクト戦でそのピッチングを見たが、最速は146キロをマークしながらも制球が定まらず、1回を投げて被安打2、2四球、1失点(自責点0)で暴投も記録するなど、もうひとつの内容だった。
しかし、この日は最初の2回をパーフェクト、4奪三振と抜群のピッチングを披露。4回に不運な当たりのタイムリーを浴びて1点こそ失ったものの、それ以外は安定した投球でしっかりと試合を作って見せた。
◆ボールの軌道が「八の字」に見える!
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