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150キロ以上は8人…「ドラフト候補」球速ランキング(22年4月版)を一挙公開
今日からゴールデンウイークに入り、各カテゴリーのアマチュア野球も真っ盛りという季節となった。4月の配信は今日が最後ということで、プロアマ野球研究所・主任研究員の西尾典文が、今月現地で確認できた投手の球速について、ランキング形式で発表したい。
今月150キロ以上を記録したのは8人。今年のドラフト対象選手では、羽田野温生(東洋大)、菊地吏玖(専修大)、荘司康誠(立教大)と前評判が高かった3人に加えて、故障から復活した田中千晴(国学院大)も名を連ねた。
羽田野は、登板後にわき腹を痛めて第2週はベンチから外れたのが気がかりだが、菊地と荘司は、さすがという投球でドラフト上位候補の実力を見せつけた。
球速を計測した試合では、150キロには届かなかったものの、松井颯(明星大)、橋本達弥(慶応大)、青山美夏人(亜細亜大)、そして、二刀流で注目を集める矢沢宏太(日本体育大)なども順調にアピールができている印象だ。
社会人で注目される選手は、以前記事で取り上げた入江空(茨城日産・24歳)と松田賢大(バイタルネット・21歳)。ともに強豪とは言えないチームの所属だが、貴重なサウスポーで変化球が良いだけに、面白い存在となりそうだ。
このほか、大学3年生の充実ぶりが目を引く。常広羽也斗(青山学院大)、西舘勇陽(中央大)、細野晴希(東洋大)、下村海翔(青山学院大)、蒔田稔(明治大)、武内夏暉(国学院大)などは、今年のドラフト候補と比べて、遜色ないパフォーマンスを見せており、来年の有力候補になる可能性は高い。
一方、高校生は、残念ながら145キロ以上をマークした投手はいなかった。ただ、金子翔征(花咲徳栄3年)、田中元弥(常磐大高3年)の2人はコンスタントに140キロを超えており、先日の記事で取り上げた吉川悠斗(浦和麗明3年)も高い将来性を見せていた。夏に向けて、さらに浮上してくる選手が出てくることを期待したい。
【2022年4月球速ランキング】
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