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ドラフト注目株!利根商の4番・内田湘大は「高校生内野手でトップクラスではないか」とスカウト陣が高評価!

夏の甲子園が佳境を迎えているが、甲子園の土を踏めなかったドラフト候補も忘れてはならない。今回は、投手としても高いポテンシャルを誇る強打の高校生内野手を取り上げる。

2022年7月25日 全国高校野球選手権群馬大会
健大高崎8-1利根商

内田湘大(利根商) 3年 一塁手兼投手 183㎝85kg 右投右打

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地力に勝る健大高崎が決勝進出を決めた試合だが、プロのスカウト陣から高い注目を集めていたのは、利根商の4番に座る内田湘大だ。

地元群馬のボーイズリーグ監督の話では、中学時代はそこまで目立つ選手ではなかったそうだが、高校進学後に大きく成長した。

昨年夏もクリーンアップとしてチームの準決勝進出に貢献している。この春もチーム内の新型コロナウイルス感染で出場辞退となったが、昨年夏に続くベスト4進出を果たした。

この日は4番、ファーストで出場したが、まず驚かされたのが健大高崎の厳しいマークだ。体に当たりそうな内角攻めを徹底し、ファウルが内田の顔に当たるというシーンも2度あった。

準決勝までに2本のホームランを放っているとはいえ、なかなかここまでのマークは見ないレベルである。第2打席にはそのマークに負けず、ライト前へ鋭い当たりのヒットを放った。健大高崎ベンチからは「シングル(ヒット)OK!」という声が聞こえた。それだけ、内田の長打を警戒していたことがよくわかる。

◆知名度は高くないが、某球団のスカウト幹部は高い評価

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