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社会人野球の剛腕、鷺宮製作所・小孫竜二にスカウト陣が集結!大量のスカウトを視察に送り込んだ球団名とは…!?

2022年のドラフト会議が、いよいよ明後日20日に開かれる。「プロアマ野球研究所」は、当日ギリギリまでドラフト候補に関する記事を配信する予定だ。きょう紹介する選手は、何度も”指名漏れ”を経験した社会人野球の剛腕、鷺宮製作所の小孫竜二である。

2022年10月17日 JABA関東選手権
鷺宮製作所0-1日立製作所

小孫竜二(鷺宮製作所) 25歳 投手 179cm85kg 右投右打 遊学館→創価大

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小孫は高校・大学時代にはそれぞれプロ志望届を提出しており、社会人2年目の昨年を含めて、これまで3度の“指名漏れ”を経験している。

その理由としては、投げるボール自体は素晴らしいものがあるが、突如崩れて試合を壊してしまうという“安定感の無さ”が敬遠されていたからと言えるだろう。

実際、昨年もシーズン開幕を告げるJABA東京スポニチ大会の三菱自動車岡崎戦では、5回を5失点で負け投手となった。さらに、4月のJABA京都大会でも2回5失点で降板。続く、都市対抗の二次予選でも、3試合に先発を任せられたがいずれも勝ち星はつかず、東京ガス戦は3回途中で早々にマウンドを降りている。

 だが、小孫が大きく変わったのは、NTT東日本の補強選手として出場した昨年12月の都市対抗からだ。この大会ではリリーフを任され、3試合連続無失点の好投。大会の優秀投手に選ばれている。

◆中日・立浪監督を筆頭に各球団のスカウト陣が集結

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