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スカウト陣も気になる地方リーグの「150キロ右腕」東亜大・松永遥平の秘めた実力とは!?
プロアマ野球研究所では、年明けからは今年のドラフト戦線の全体像をカテゴリー別に紹介し、また現時点では指名が微妙なラインでも春以降の急上昇が期待できる選手を取り上げてきた。
今日からは個別の選手について、良さが見えた試合のプレーを中心に深く掘り下げて紹介していきたい。今回は下級生の頃は野手としても高い能力を見せていた地方リーグの150キロ右腕を取り上げる。
2021年12月5日 大学日本代表候補合宿
白組3-7紅組
松永遥平(東亜大・白組) 新4年 投手 172㎝65㎏ 右投左打 鹿児島
3日間にわたって行われた大学日本代表候補合宿。首都圏と関西圏の選手がどうしても多くなるが、スカウト陣にとって強い興味の対象となるのは普段目にする機会が少ない地方リーグの選手である。
3年生の投手の中でその対象にピッタリ当てはまるのが、東亜大の松永遥平であり、実際に視察に訪れていたスカウトからも「(松永のプレー)見たことありますか?」と聞かれた。
その質問に対しては「半分イエス」と言うべきだろう。
初めてプレーを見たのは2020年春のリーグ戦。新型コロナウイルスの感染が拡大し始め、各地のリーグ戦が中止になる中で行われた中国地区大学リーグの開幕週に足を運んだ時だった(結局翌週以降は開催の目途が立たず、リーグ戦は途中で中止となっている)。
高校時代は投手だった松永だが、この時は1番、ライトで出場し3安打を放つ活躍を見せている。バッティングは非力だったが、外野から見せる強肩とスリーベースの三塁到達で11.37秒、セーフティバントの一塁到達で3.50秒をマークした脚力は一級品だった。その後、昨年からは再び投手に戻り、ストレートの最速は150キロに達しているという。スカウトが気にするのも当然だろう。
◆ポテンシャルは高い…ドラフト指名なるか?
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