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ドラフト1位は間違いなし!? 高松商・浅野翔吾に熱視線を送る2球団とは…高校ナンバーワン外野手にスカウトが大挙集結

全国のドラフト候補を紹介している「プロアマ野球研究所」。今回は高校ナンバーワン外野手が見せた地方大会、甲子園での活躍を紹介していく。

2022年7月10日 全国高校野球選手権香川大会
坂出3-14高松商(5回コールド)

2022年8月11日 全国高校野球選手権
高松商14-4佐久長聖

浅野翔吾(高松商) 3年 外野手 170cm86kg 右投両打

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今年の高校生野手は外野手に好素材が多いが、中でも総合力でナンバーワンと見られているのが高松商の浅野翔吾だ。

入学直後から中軸として活躍し、昨年夏の甲子園で智弁和歌山戦でホームランを放っている。今春は、太ももの肉離れで県大会の終盤、四国大会は本調子ではなかったとのことで、筆者は現地行きを見送ったが、7月10日に行われた香川大会の初戦に足を運んだ。

この試合で浅野は1番、センターで出場。そしてその見せ場はいきなり訪れることになる。1回裏の第1打席で、3球目のスライダーをとらえると打球はレフトスタンドへ飛び込む先制ホームランとなったのだ。

この日もスタンドにはDeNAが4人、ソフトバンクが3人など多くのスカウトが集結していたが、その前で夏の大会のファーストスイングでいきなりホームランにしてしまうというのは、やはり只者ではない。

結局、この日のヒットは第1打席のホームランだけだったが、第3打席では四球を選んで出塁し、第4打席にはセンターへの犠牲フライも放ち、4打席中3打席でしっかり仕事を果たした。

そして、甲子園での初戦となった佐久長聖戦。第3打席で右中間、第4打席でレフトへと2打席連続ホームランを放ち、大観衆を前に改めてそのパワーを見せつけた。

だが、その予兆は第2打席の凡退にあった。

◆スカウト陣を大挙送り込んだ球団とは…!?

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