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【2022年ドラフト】阪神、将来性を重視した指名は高評価…3~5年後が楽しみな選手が多い

今年のドラフト会議が終わり、2023年のドラフト戦線はすでに動き出しているが、各球団で指名された選手と各球団の狙いについて、改めて振り返ってみたい。第5回は、セ・リーグ3位の阪神だ。

■支配下指名
1位:森下翔太(中央大・外野手)
2位:門別啓人(東海大札幌・投手)
3位:井坪陽生(関東一・外野手)
4位:茨木秀俊(帝京長岡・投手)
5位:戸井零士(天理・内野手)
6位:富田蓮(三菱自動車岡崎・投手)

1位では浅野翔吾(高松商→巨人1位)を外して、同じ右打ちの外野手の森下翔太(中央大)を指名。1年春に早くも大学日本代表に選ばれており、スイングスピードの速さと長打力は大学球界でもトップクラスだ。

一方で、課題となるのは確実性。4年間の通算打率は.240と低く、78試合で71三振も喫している。守備と走塁も悪くないが、佐藤輝明(20年ドラフト1位)ほどの運動能力は感じられない。パワーを生かしながら、ミート力を上げられるかが重要になりそうだ。

◆“ドラフト専門家”西尾典文は阪神のドラフトをどう見たか?

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