甲子園沸かせた近江の元エースが着実に成長! 西濃運輸・林優樹、プロ入りの可能性は?
甲子園で躍動した“あのサウスポー”は今、どうしているのか…。今回は、2018年の「夏の甲子園」で吉田輝星が率いる金足農と激闘を繰り広げた、近江の元エースが、社会人野球でどのように成長しているか、現地で取材してみた。
2022年5月25日 都市対抗野球東海地区二次予選
トヨタ自動車3-1西濃運輸
林優樹(西濃運輸) 投手 173㎝75kg 左投左打 近江
トヨタ自動車が序盤に奪ったリードを守り抜いて逃げ切った試合。敗れた西濃運輸でスカウト陣からの熱い視線を集めていたのが、二番手で登板した林優樹だ。
近江では2年春・夏、3年夏と3度甲子園に出場。2年夏には金足農に鮮やかなサヨナラツーランスクイズを決められて、座り込む姿を覚えている高校野球ファンも多いだろう。
3年夏は1回戦で東海大相模に敗れたものの、実力が評価されて、U18侍ジャパンに選出されている。社会人では1年目は体作りに専念し、昨年から実戦で登板。今年は肘の故障で出遅れたが、徐々に登板を重ねている。
この日は2点をリードされた4回から登板。2イニングを投げて被安打3で1点を失ったが、3三振を奪いポテンシャルの高さを見せた。高校時代と大きく変わったのが、フォームの躍動感とストレートのスピードだ。
右足を二度大きく上げるモーションが特徴的で、下半身が一回り大きくなり、体重移動のスピードも腕の振りの鋭さも明らかにアップしたように見える。
◆念願のプロ入りへ…課題はあるのか?
ここから先は
813字
¥ 100
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?