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「silent」シーズン2はバトルロワイアルものを希望します

「今日は聴覚障害の皆さんにちょっと殺し合いをしてもらいます」
眠りから覚めた佐倉想は聴覚障害者が教室に集められていることに気付く。
キタノという男から殺し合いをするように言われ戸惑う想だが、その教室にはなぜか青羽紬の姿もあり-

ドラマ「silent」の感想でたまに見られたのが「恋愛もの以外も見てみたい」という意見です。
補聴器がメガネのような存在になることを目指している私も全くの同意見です。
障害者が弱いもの、障害が苦しいもの、そういう描き方をする作品も良いと思います。
ただ甘いものばかり食べると次はしょっぱいものが食べたくなります。
そろそろ聴覚障害も違う側面に光を当ててほしいところ。
それを一気に解決するのが「silent」シーズン2をバトルロワイアルものにするという案です。

おすすめポイントその1『走れます殴れます』

当たり前ですが聴覚障害があっても普通に走れますし人を殴れますので、アクション面をいきいきと描くことが出来ます。
運動神経がめっちゃいい人やズル賢い人もいるでしょう。
希望としては人を殺したあとにニヤリと笑うキャラクターを出してほしいですね。
かっこいい悪役がとにかく見たいです。

おすすめポイントその2『特別なスキル』

聴覚障害者がよく持っているスキルといえば手話です。手話はとても便利な言語で大きく表現すればかなり距離が離れていても会話することができます。
手話が使えればバトルロワイアルのような状況ではかなり有利になります。
また稀ですが唇を読んで相手のしゃべっていることを理解する『読唇術』を使える人もいるようです。
読唇術が使える人と言えばデフサポのユカコさんと幽遊白書の玄海くらいしか知らないですからね。
そのスキルがあれば強いのは間違いないでしょう。

おすすめポイントその3『障害の度合いによる三つ巴のバトル』

難聴の度合いには、軽度・中等度・高度・重度とあります。
高度・重度には手話を使える人が多く、そこにアドバンテージがある。
一方、軽度・中等度は手話が使える人は少ないが音が聞こえるというアドバンテージがある。
しかし相手に読唇術ができる人がいると口話で話すのは危険になってきます。
そして聴覚障害の特徴として障害の度合いや持っているスキルが見た目ではわからないことがあります。
補聴器をつけていると軽度・中等度・高度のどれか。
逆に補聴器をつけていなければ軽度か重度。重度であれば手話が使える可能性が高いです。
人工内耳はわかりやすくて、これを付けていると聴力は軽度難聴〜中等度難聴くらい、裸耳では高度難聴くらいと判断できます。
このように物語の序盤はハンターハンターのように手の内を読み合う能力バトル的な展開になります。

まとめ

「silent」シーズン2バトルロワイアルいかがだったでしょうか。
比較的めずらしい障害はその人の1番の特徴がその障害になってしまいがちです。
そしてドラマなどの作品では、障害のキャラが登場する=障害がテーマになってしまいます。
実際は障害というのはその人の一部分です。
「メガネの悪役を思い浮かべて下さい」と言われても「え〜と誰がメガネだっけ?」となるメガネ先輩は正しい理解をされているなと思います。
しかし目の障害の象徴でもあるメガネを萌え要素にまで昇華させた日本人ですから、想くんが背後から斧を振り下ろす未来もそう遠くはないと期待しています。

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