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【お給料@介護】看護職員(常勤・月給)の平均給与額(2016~2018)
こんにちは、プラセボ製薬統計解析班です。
このnoteでは介護事業所で常勤として働く看護職員のお給料を紹介します。
お給料に関するデータは厚生労働省が公表している「介護従事者処遇状況等調査」から抽出しました。対象は2016年から2018年まで。
データ集計方法などの詳細は下記リンク先から確認できます。
基礎情報
介護に従事する看護職員の情報をざっくりと。
平均年齢:50.1歳
平均勤続年数:9.6年
実は、平均年齢が49.7歳(2016)から50.5歳(2018)へとじわり上昇。また平均勤続年数も9.4年(2016)から10.1年(2018)へと伸長しています。長く務める方が増えているのでしょうか。
お給料の基礎となる労働時間はこの通り。
月間の実労働時間数:160.2時間
実労働時間については、162.0時間(2016)から157.2時間(2018)へと若干の減少がありました。
給与額
基本給、手当、一時金を合わせた給与総額がこちら。
2016年:371,100円
2017年:368,560円
2018年:372,070円
年ごとに上下しています。なお2017年、2018年は「加算(1)~(5)を取得している事業所」のデータを抽出しており、この影響をうけます。
内訳をグラフにしてみると…
青色で示した「基本給」が若干の減少。緑色で示した「手当」が伸びています。オレンジ色の「一時金」は調査年によってバラツキが大きい可能性があります。
2018年の平均給与額を時給に換算してみましょう。
372,070円 ÷ 157.2時間 ≒ 2,367円/時間
職種別にお給料の平均値を見てみれば、自分の立ち位置がよりはっきりするかも?