父親の家事について思うこと
こんにちは、キヅキ屋ヒデシです。
私は、息子に父親にしてもらってから8年が経ちました。
生まれてからは7年ですが、彼がまだお腹の中にいる時から、始まっていると思っていました。
一体、何がはじまっていたのか?
父親になる覚悟や準備やあり方について考えることなんです。
私の場合、機能不全家庭で育ったということもあったからなのか
とにかく「父親になることが怖かった」んですね。
なぜかって。
自分の父親のようになってしまうのではないかという、自分の父親をアンチテーゼとして生きてきたが故の父親像とは何かの正答を持っていなかったことへの不信感と、
そう思っていたとしても結局、刷り込まれたやり方でしか出来ずに、自分の子供に自分と同じ思いをさせてしまうのではないかという恐怖がありました。
結果としては今のところ「恐怖に思っていたようにはならなかった」のです。
なぜか?
簡単に言えば「父親と自分は血が繋がってはいるものの、違う人間だから」なんですが、そんな単純なことに気づけなかったわけです。
そこにはおそらく「やってみないと、なってみないと」頭で考えているだけではわからないことは山ほどあるっていう、何事にも当てはまる原理原則みたいなマインドセットが隠されていました。
それはさておき
今回は、そんな私なりの父親の育児や家事についてお話ししていこうと思います。もちろん、賛否両論あると思いますので、言いたいことあったら言ってきてください。聞きますので、寄り添います笑
父親の家事は雑
はい。これは完全に人によりますし、性格にもよります。
でも、大概世の奥様は旦那さんのやった家事について「物申したいこと」があるのも事実だと思います。
そりゃあ、やり慣れている人と、やり慣れていない人という「回数」の問題もあれば、
食器洗う1つを取っても、奥さんの家ではこうしてたけど、旦那さんの家ではこうだったという「文化の違い」問題もあります。
それはこーじゃないんだよな〜とか
それはもっとこうしたほうがいいんだよ、色々試した結果など。
家事をやりこんで熟知している人=奥様
とは限りませんが、生活の基盤とも言える家事は男にとって
「別に生活に困るものではない程度の水準」が基本となっているパターンが多いということを、父親になる人も奥様も認識しておいたほうがいいと思います。
それなのに、男のプライドは高い。
無駄に高い。少しできる、いつもよりやった時
敵将の首を取ったんじゃないかってくらい「ドヤ」る。
えぇ、私も多分そうでしたし、今もそんなところがあるのかもしれませんが、奥様にとっていつものことを「やったぞ!」的にしてはいけないってことです。
そんなことは「頭ではわかっていた」としても、本当に理解していないとなかなか難しいのかもしれませんが、マジで要注意です。
そんな旦那はモテません。
ここで1ついいですか?
結婚してからモテる必要があるのは、他の女性ではありません。
会社で上司や部下からモテる(頼りにされる)ことはいいことかもしれませんが、それは話の趣旨からそれるので置いておきます。
結婚してモテる必要があるのは、奥様と子供です。
釣った魚に餌をやらない。とは良く言いますが
釣った自分の釣竿を手入れしないと、釣った魚はもう釣れません。
魚に無駄に餌をあげると太ってしまう(体型の話ではありませんw)ので、そこは調整しなければいけませんが、まずは自分の釣竿の手入れ、もしくはバージョンアップしていかなければいけないことを覚えておきましょう。
その釣竿となるものが、家事においては「コミニケーション力」と「素直さ」なんです。
結婚したからと言って「なんでも伝わっている」なんてことはないのです。
そこは結婚が「ゴール」だと思っているとそうなります。
恋愛のゴールかもしれませんが、結婚は共同生活の「スタート」なんです。
その前にいくら同棲生活をしていたとしても、結婚したから大丈夫。なんて思っていたら、ダラダラと「決断」を先延ばしにして結婚に至らなかったカップルと変わらなくなります。
洗い物やるよーとか、お風呂掃除したよー
ゴミ捨てるけど何か捨てるものある?
そんなことでいいんです。
さりげなく報告すること連絡すること相談すること。これがポイントです。
素直さは家事をしていたら
やり方や、やった後の成果について指摘が入ることがあります。
それについて「やったのに文句言われるのは違くない?」と言いたくなるんですが、そこは1回聞きましょう。
聞いた後で「まずは褒めて欲しい」と伝えるか
「次から気をつける」と言えるかがポイントです。
・・・お気づきでしょうか?
家事ができる=仕事ができるに近くなっていることを。
そうなんですよ。
別に上司ではないけれど
奥様との「長期的で良好な人間関係」を築くことを考えた場合
最初は仕事と同じくらい頑張る必要も、時にはあるってことです。
コスパ悪いですか?
では、独り身でじゃんじゃん稼いで、家事代行も気軽に頼めるくらいになるか、家事をせずに清潔感がない感じになるか。
そんな極論ではないにしろ、家事の面で楽をしたくて結婚するなら
もっと言えば母親の代わりを探すように結婚をするなら
そうしたい事実を先に話しておく必要があると思います。
それでもいいよって言う人も、少数派ではあっても世の中にはいるでしょう。
なんにせよ、コミニケーションと素直さは大切だということです。
今回は父親の家事についてお話ししました。
かなり偏った意見だったかもしれません。
が、過去の自分に言いたいことでもあります。
私自身、家事は難なくできる方でした。むしろ好きなくらいです。
それでも、衝突は生まれました。
衝突が悪いわけではありません。
衝突したからこそ、今の姿があるのです。
そこに関しては、妻のブログを読んでいただけたらわかるかもしれません。
なんでも、一方の意見だけではいけませんからね。
ただ、やっぱりこの素直さとコミニケーション力は
必要だと思うので、なんかうまくいかないな〜って思う人は取り入れていただけたらと思います!
それでは、また。