当たり前のことを「ぼーっとせずに」ちゃんとやる。どこまでも、笑顔で。をやってみる
こんばんわ、キズキ屋です。
ABC理論ってご存知ですか?
タイトルとは少し違いますが、本家は
「(A)当たり前のことを(B)馬鹿にせずに(C)ちゃんとやる」というもので、これを安全管理や仕事の基礎として掲げている標語です。
これは、特別なことをしようとせずに
大きな声で挨拶するとか、人の話は目を見て最後まで聞くとか
嘘をつかないとか、トイレに行ったら手を洗ってハンカチで拭くとか
そんなことを、毎回同じように丁寧に繰り返していきましょう
みたいな意味になります。
ちなみに
私が消防士になった最初の教育課程でとても厳しいで有名な教官がいて
その教官の口癖が
「当たり前のことをぼーっとせずにちゃんとやれ!」でした。
それが私の「当たり前」だったので
まさか「B」の部分が違うことを知ったのは、最近でした。
そもそも、「当たり前」も「ちゃんとやる」も抽象的過ぎるのです。
そんな抽象的な表現の時は「反転」を考えてみるとわかりやすくなります。
もちろん、自分の中の「当たり前」や「ちゃんとやる」を具体化しても間違いではありませんが、具体化すればするほど、それがわかるのは「自分だけ」になってしまいます。
反転してみると
「人と違うことばかりやることで、自分以外は無駄なことを毎日やっているなと思うので、自分はそんなにやらずとも成果が出ると思っている」
すごい嫌なやつが爆誕してしまいました笑
でも、元々のABC理論を軽んじている人は、少なからずこの「すごく嫌なやつ」になりかけているのかもしれませんよ?
というちょっと嫌な気づきを、そっと置いておきます。
さて、話を元に戻しますが
「当たり前のことをぼーっとせずにちゃんとやる。どこまでも笑顔で」
これはABCDE理論になっています。
「(A)当たり前のことを
(B)ぼーっとせずに
(C)ちゃんとやる
(D) どこまでも
(E)笑顔で」
です。
これ結構難しいと思います。
ぼーっとしないのは「常に考えていましょう」ってことですし
どこまでもは、簡単に言えば「制限のない時間や距離」のこと
笑顔では、「自分の機嫌は自分で取って、対人では相手に好印象を持たれるようにしましょう」ってことです。
これも急にはできません。
何事も「積み重ね」が大事です。
少しでも自分にできないことがあることは、「挑戦」している証拠なので、できないまま進んでいきましょう。
そのうち「出来ない」が「出来る」に変わった瞬間こそ
「できなかったこと」を意識し続けて「無意識に出来る」に変えたことなので、声を上げて喜んでください。
それこそ
「当たり前にしたかったことを、ぼーっとせずに常に意識した結果
ちゃんと意識しなくても出来るようになった」んですから。
誰かに認められることも時には必要ですが
自分で自分をしっかりと見つめて、認める瞬間も大切ですよ。
それを感じるためにも
「ABCDE理論」を一緒に「出来る」に変えていきませんか?
今日は少し短いですがこの辺で。
それでは、また!