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マイナスの世界に生きよ。
余白を活かす組織開発とは?
「マイナスこそが真の強さである。」
無理に前へ進もうとせず、引くことの大切さを考えることは、現代の組織開発にも応用できる考え方です。
「バランスが崩れれば、不安定になる。プラスとマイナスの間にこそ、安定がある。」
・陽(プラス)の世界(競争世界)
・陰(マイナス)の世界(争わない世界)
私たちはしばしば、競争の世界に身を置き、成長や成功を求めます。これをプラスの世界とここでは呼びます。しかし、競争の世界にいる限り、必ず不安や衰退が伴います。なぜなら、競争には終わりがなく、勝ち続けることは不可能だからです。
一方、不争(ふそう)の世界に身を置くと、逆に安定と持続が手に入ります。プラスの世界に生きるものにはマイナスが与えられ、マイナスの世界に生きるものにはプラスが与えられる。それが大きな流れの理なのです。
「マイナスの世界に生きよ」とは、すべてを削ぎ落とすことではなく、無理な加算をせず、余白を受け入れる考え方です。(マイナスの世界に目を向けてみようというオハナシ)
はじめに
おせっかいな私は、Xで、お友達社長の投稿に目が留まった。彼女に私が支えられてきた言葉や思考を届けようと、書き出していたこのnoteを今、急ピッチでまとめ始めています。(笑)ほんと、おせっかい。(笑)
「光り輝けば輝くほどに、影も濃くなる。」まだまだ全然輝けていないのに、なかなかどうして。見て見ぬ振りせずにしっかりと影対策強化していくぞ。(いつもより落ち込んでいるので励ましてもらえたら喜びます)
1. 余白を活かす
企業は成長を目指すものですが、成長だけを追い求めると組織は疲弊し、持続性を失います。
➡ 解決策:中道(ちゅうどう)の視点を持つ
成長を求めるが、現状の持つ力をはるかに超えた無理はしない。
余白を持ち、必要な時に適切な拡張を行う。
売上や成果だけでなく、安定と継続性も評価する。
2. 過剰な管理を避け、適切な関与をする
管理を強めすぎると、個々の裁量や創造性が失われ、組織が硬直化する。一方で、管理を極端に排除すると、方向性を失い混乱が生じる。
➡ 解決策:適度な介入を意識する
メンバーの自律性を尊重しつつ、適切なガイドラインを設ける。
過度なルールを作らず、必要最小限の枠組みを整える。
リーダーは全てをコントロールせず、環境を整える役割を果たす。
3. 競争と協調のバランスを取る
「強すぎれば折れ、柔らかければ生き残る。」
現代のビジネスは競争が激しく、成果主義の文化が根付いています。しかし、柔軟に流れながらも本質を失わないことが重要です。
競争が過熱すると、個人主義が強まり、組織の一体感が損なわれる。しかし、協調に偏りすぎると、挑戦や進歩が生まれにくくなる。
➡ 解決策:健全な競争と協力の融合
競争を成長のための刺激と捉え、過度なプレッシャーを避ける。
個人の成果だけでなく、チーム全体の貢献を評価する。
互いに学び合う「切磋琢磨」の文化を築く。
マイナスの世界に生きるという選択
光をプラス、影をマイナスと捉えるならば、プラスだけを求め続ける必要はないという考え方。極端にプラスを求めると、無理が生じ、持続可能性が損なわれる。逆に、マイナスに偏りすぎれば、あがるしかないのです。
そして、この「プラスを求めすぎない」ことは、決して消極的な姿勢ではありません。それは、余白を持ち、柔軟に対応できる強さを育むための選択です。
✔️ 成長を求めるが、余白も活かす。
✔️ 管理をしすぎず、適度な介入を意識する。
✔️ 競争と協調のバランスを取り、組織の活力を生む。
極端に振れず、適切なバランスを見つけることが、組織の安定と発展の鍵となります。強くしなやかな組織を築いていくことが、これからの時代求められるでしょう。そして力を抜き、流れに身を任せることで、真の強さが生まれます。「マイナスの世界に生きる」という選択が、これからの組織開発の鍵となるのではないでしょうか。
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