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『A子さんの恋人』を読んで、結婚とは何か分からなくなりました
『A子さんの恋人』を読みました。
友達と漫画の話をしていたとき、『A子さんの恋人』が面白いと言っていたので、先輩の目の前で1巻を購入しました。本に関しては割とラフに購入するので、こんなことをしちゃいます。人にものを勧めたら目の前で購入されると、嬉しさよりも驚きの方が勝っちゃいそうですね。
結局、面白かったので、全7巻まとめ買いしました。今までKindleで漫画を読んでこなかったのですが、案外Kindleでも漫画を快適に読めますね。電子書籍で漫画を大人買いすることを覚えてしまったので、本を購入する頻度がさらに加速してしまいそうなのが心配です。
さて、作品の感想とは言いますと、面白い漫画ではあったのですが、私の中で消化し切れてなくて、上手いこと感想がまとまってません。この作品のテーマは恋愛です。私は恋愛や結婚というテーマについて悩んでいる今日この頃で、自分なりの恋愛観なり結婚観なりを確立できているわけではなく、むしろこの作品を読むことで余計に悩みが増えたような気さえしています。
一番印象的だったシーンは、何と言ってもA君からのメッセージでしょう。
一緒に生きていく方法をふたりで考えましょう。
この人と付き合いたい、結婚したい、と思う動機は「この人と一緒にいたい」というのが一般的でしょう。私は結婚について考えているとき、別に同居しなくてもいいのかな、と最近思うようになりました。子育てするなら同居した方が良い気はしますが、子供を育てないという選択肢を取ったとき、果たして同棲する必要性はあるのか、という考えに至りました。勿論一緒に時間を過ごしたい気持ちはありますが、いくら四六時中人と過ごすのは気疲れしてしまうそうだと思ってしまいます。
最近、別居婚に関するnoteを読みました。結婚の在り方も色々だよな、と思いました。
仮に自分に好きな人ができたとして、「一緒にいたい」という気持ちを伝えるのは、人によってはプレッシャーに感じることもあるのだろうな、と気づかされました。パートナーのことは好きだけど、それとは別に四六時中人と過ごすのは無理だと思う人もいるのでしょう。結婚には対話が不可欠です。「一緒にいたい」ですら対話を放棄しているのかもしれません。「一緒に生きていく方法をふたりで考えましょう」と投げかけて、そもそも生活をどうするかという段階から対話を開始するべきなのでしょう。
この漫画がお気に入りだと話す友達の結婚観を知りたいところですが、あいにくそこまで深いテーマの話をするほど仲が良い友達ではないので、価値観を引き出すことは難しいでしょう。