外部審査と内部監査
外部審査
外部審査は認証機関に会社に来てもらい、ISO9000の規格に基づいて顧客満足の向上を行っていますよ、というお墨付きをもらう事です。
実は名だたる有名企業でもISO9000の認証を取っていない会社があります。例えばトヨタ自動車さんとかです。トヨタさんにしてみたらISO9000規格で書かれているようなことは外部で証明してもらわなくっても大丈夫だからです。
一方、私たちのような無名の中小企業は信頼のある外部機関の証明をもらわないと、ちゃんとやっていると信用を得る事は難しいです。
ISOには自己適合宣言というやり方もありますが、無理のない事業マニュアルをつくって運用していれば審査のためだけにする事ってないはずなので、審査を受けた方が得だと思います。
内部監査
ISOの仕組みで興味深いのは内部監査です。内部監査とは社内の人間が自分の会社を審査する仕組みです。ISO9000では必ずおこなう様に求めれらています。これはISO取ってないとやっている会社は少ないと思います。
自分たちで自分たちの会社の事業マニュアルを見直したり、運用が適切に行われているのか、顧客満足を向上させるためにマネジメントシステムは有効なのか、を見直していきます。
監査対象は経営者もはいっており、社員さんから経営者の活動を評価してもらえる機会でもあります。監査員をする社員さんにしてみると経営者がどんな仕事をしているのがを知る機会にもなります。
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