わたしは、置き物なんかじゃないぞ！

珈琲次郎さんの、仲良し夫婦サークルに参加します。今回のテーマは、「NGワード」です。

結婚したばかりの頃かな。夫に言われたことがあるんです。
「ぽん子ちゃんは、幸運の置き物だよ」って。

お、ちょっと待てよ、と思って。
夫に、一ミリも悪気はないのは、わかります。

言葉の選び方が下手くそだっただけで、「家に帰ったら、ぽん子ちゃんがいるから嬉しいな」とか、「二人で生活するのは楽しいよ」とか、そんな感じのことを言いたかったんだろうなって思います。

でも、わたし、「置き物」って言われたのが、どうしても引っかかって。
笑って流すこともできたけど、「ちょっと今の言葉、嫌な気分になったんだけど」って、夫に伝えました。

多分ですけど、こちらに対する敬意を感じない言葉だったから、腹が立ったんだと思います。

なんて言ったらいいのかなあ。
わたしの事を、対等なパートナーとしてみているのであれば、そんな言葉は出てこなかったのではないかしら、と思って、ショックだったんですよね。

お友だちには、そんなこと言わないじゃないですか。

「置き物」って、意思ないじゃんっていうか。
黙って、逆らわずに、ただそこにいればいいんかっていうか。わたしの意思とか気持ちは、まるきり無視かよって、大げさだけど、そんなふうに、受け取ってしまったんだと思います。

これは、夫を悪く言いたいわけじゃなくて、我々二人の問題なんだけど、わたし達、仲良しなんだけど、「家族として」「夫婦として」こうしたいよね、っていうお話をしないまま、ここまできてしまった気がしていて。

わたしは、ぼやーっとしているし、相談相手に適したタイプではないから、夫も話しにくいのかなって思ったりもしたんだけど。

でも、結婚したんだから、お互いのことも、二人の話として、相談して決めていきたいなっていう気持ちがあってね。

そういう意味で、対等な間柄になりたいなって思っていたから、モノ扱いっていうか、従属品みたいな扱いされたことに、モヤついたんだと思います。

夫の方には、そんな気持ちはなかったと思うから、完全に受け取り方の違いなんだろうなって、今なら思うんですけど。

ちなみに、夫に「NGワード」を聞いてみたところ、集中してる時に話しかけてこられるのは、イヤかも、とのことでした。それはごめんなさい。

書いていて思ったけど、「これイヤだな」って気持ちの裏には、自分の理想とか、希望が隠れているのかもなって感じました。

それでは、今日はここまで。