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お酒の話

お酒を飲むのが好きだ。
ということで、お酒に関する思い出をつらつら記す。
汚い話も含まれてるのでご注意ください。

初めての飲酒

初めての飲酒は初めて飲んだのは高校三年生の夏、私塾の先生夫婦の別荘で桃味の缶チューハイを数口飲んだ。(私塾の先生はむしろ勧めてきた。ぉまぇ……)
感想は特に美味しいとは思わず、苦い桃味の炭酸ジュースだな…という感想を抱いた。
昔過ぎて記憶は朧げだけれども、多分量を飲まなかったため酔っ払った覚えは無い。
若気の至りだなぁ…と今となっては思う。

その次の飲酒

次にお酒を飲んだ記憶は大学2年生の時、その時つるんでいた友人たちが全員20歳になった記念にお酒を飲んだ。
何を飲んだかは覚えてないが、多分カシスオレンジとかカルーアミルクを飲んだのではないだろうか。
大学の近くの大衆チェーン居酒屋のカクテルであるためアルコール度数はおそらく低く設定されていたのではなかろうか。気持ち悪くなることはなく、ちょっとふわふわ〜な気分に浸るに留まっていた。
ただ、友人はアルコール耐性が低かったのか、だいぶクラクラするとは言っていた気がする。
ここで、自分は多少アルコールに強いのではないかと思うようになった。驕りの1歩である。

(雑談)アルコールに強い血の話

私の両親は2人とも毎晩缶ビールを飲んでいた。気がする。
特に母は夕食時500ml缶でビールを飲んでいた。
375ml缶と比べて500ml缶の大きいたるや、『よくこの量の水分を飲んで晩御飯を平らげることが出来るなぁ』と思っていた。アルコールによって食欲が増進されていたんだろうなぁと気づいたのは私が社会人になり飲み会でお酒をガパガパ飲むようになった時である。
父は375ml缶のビールを飲み干すとすぐに真っ赤になって寝るタイプの人間であった。
自分は母親に似てるのかな〜とふんわりと思った。

初めて吐いた日

お酒の飲みすぎで初めて吐いたのは、大学4年生のとき、内定を頂いた会社が開いた入社前新人歓迎会の時だった。ボーリングを2ゲーム行い(アベレージ60程度だった記憶がある。へたくそ。)、ヘロヘロになった所で簡素な立食宴会が開催された。
『ちょっとはお酒が飲めるかも〜』と図に乗っていた私は来年度先輩になる予定の人達から勧められるがまま瓶ビールのお酌を受けた。
当時カクテルばかり飲んでいたため、苦味を感じるビールはまだまだ慣れない味であり飲むのに苦労をしていた。
重なる酌、覆い被さる苦味とアルコール、脳が揺れ足取りが覚束無い。愛想笑いを浮かべるのが精一杯。そして喉から迫り上がるなにか……………………。

吐いたあとに

愛想良くお花を摘みにいく素振りを見せ宴会を抜け、お手洗いで胃の中をスッキリさせてきた。
吐いたあとってめちゃくちゃ疲れるんですけどどうしてあんなに気持ちいいんでしょうかね。
気分爽快後、何事もなかったかのように宴会に戻った私にまたも先輩たちの瓶ビール酌が待っていた。
どうしよう……と思いつつ断りきれずに飲む。
するとどうでしょう。ビールが美味しい。
ナンデェ?
本当ナンデェ?である。未だに理屈は分かってない。酔っ払いの先人がこの現象を「喉が開いた」と表現していたのを見たことがある。
初めて吐いたあの日から、アルコール類に対する面構えが変わった。飲兵衛への第1歩である。

以降

内定を貰った会社にはそのまま入社し、苦楽を過ごした。
苦楽の詳細としては、 仕事の内容もそうたが、人付き合いとしての飲み会でも同様だった。
先輩上司たちの飲酒速度に釣られてガバガバ飲んで酔っ払い、ガバガバお手洗いのお世話になる日々が続いた。学びのない人間である。
ただ、飲んで吐いて飲んで吐いてを繰り返していくうちに自分の許容範囲を何となくではあるが把握したので、まぁまぁ成長したのではないだろうかと思う。

嘘ですコイツ半年前に飲みすぎで吐いてるぞ。
飲酒ブレーキはいつになったら完成するんだろうなぁと思いながら今日もお酒を呷るのであった。

本日の飲酒、缶ビール375ml1本と赤ワイングラス1杯。

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