
サウンドオブナイトメアで英語学習【英語】Chapter2 session1
サウンドオブナイトメア~The sounds of nightmares~
サウンドオブナイトメアとは、大人気シリーズのリトルナイトメアのオーディオフィクションでの番外編で、youtubeに全編英語音声でアップされている動画です。
リトルナイトメア本編の考察に大きく影響する内容で、是非ご覧いただきたいものですが、折角なので英語で聞いたり見たりして勉強もしちゃおう!という魂胆です。
合計チャプター6本あり、日本語字幕verもございますので全訳はそちらも参照してください。
今回はchapter2のsession1(勝手に分けました)です。前回までの内容は前の投稿がありますので是非ご覧ください。
前回までのあらすじ
とある少女ヌーンは精神症状が悪化した為、精神科医オットーの病棟に入院してきます。
オットーのカウンセリングで悪夢を語るヌーンですが、普通の夢見る少女とは違い超越した感覚を宿していました。オットーはこの能力者を一人知っていました。それがオットーの最愛の姉シシです。そしてシシとヌーンが悪夢の中で共通して遭遇した人物は一体...
登場人物


Cici(シシ):Ottoの最愛の姉
CHAPTER2 ~A Penance at the Bathhouse~
session1
[OTTO] During our fourth session, developments in Noone's case unearthed echoes of past failures. The girl recalled a familiar figure...
[NOONE] The candleman stood before me on the rooftop. He wore a long filthy jacket. His presence... it reminded me of when the tide goes out.
[OTTO]An uncanny sense of deja vu. For Noone has seemingly encountered my Cici's Ferryman. I thought him lost forever. (1)Yet, if true, (2)he's somehow found a way back to where he began.
And who is he ? Some derangedbedlamite ? A mutual dreaming savant, invading the nightmares of innocents ? It seems absurd. (3)All I know for certain is that I must dig deeper.
【単語・表現】
・unearth:掘り出す、発掘する
・echo:こだま、反響、影響、共鳴、共感
・recall:思い出す
・rooftop:屋根
・filthy:汚い
・tide:潮(の満ち引き)→tide goes out:潮が引く
・uncanny:不気味な、不思議な
・deja vu :デジャブ、既視感
・seemingly:外見上では、どうやら、おそらく
・somehow:なんとかして、どうにかして
・derange:錯乱させる、混乱させる
・bedlamite:狂った(古来はbedlamで精神病院や患者を指していた)→derange bedlamite:狂った異常者
・mutual:相互の、お互いの、共通する
・savant:大家、大学者、大科学者
・invade:(in中に+vade行く)侵入する、攻め込む
・innocents:(in打ち消し+nocent傷ついている)無罪の
・absurd:全く馬鹿げた、理屈に合わない
・certain:確信している
【解説】
(1). Yet, if true, he's somehow... この文章での‘Yet’は接続詞(等位接続詞)として使われています。その場合、‘しかし、それにも関わらず’という意味で使われます。
(2). he's somehow found a way back to where he began. ここでの‘he’s’は‘he has’の短縮形で、‘he is’の短縮形ではありません。この判断は文脈を読み解く必要がありますが、この文を簡略化すると‘he has found a way’がメインになるため、彼が主語になり、目的(a way)を見つけ出したと捉える方が自然でしょう。‘he is found a way’だと‘彼は方法によって見つけられた’(?byがない)となりまぁ、‘彼はとある方法によって見つけられた’のように考えられますが、その後の文脈とも合わないため棄却されますね。
(3). All I know for certain is that I must dig deeper. ここでの‘All’は代名詞で、’I know’が‘All’を修飾して、‘私の知っているすべてのこと(唯一のこと)’となります。
【日本語訳】
[OTTO]第4回目のセッションでヌーンのケースに進展があり、過去の失敗の記憶を掘り出したよ。この娘は馴染みの人物を思い出したそうだ...
[NOONE] そのキャンドルマンは屋根の上で私の前に立ってたわ。汚らしいロングジャケットを着て。彼の存在は、なんていうか、潮が引いていく瞬間を思い出したわ。
[OTTO]不思議な既視感だ。ヌーンもどうやらシシの‘フェリーマン’と遭遇したらしい。私は彼を永遠に見失ったと思っていたがね。けど、もしこれが本当なら、彼はどうにかして原点への戻り方を見つけたということだ。
それで彼は誰だ?なんか狂った異常者か?無害な悪夢へ侵入する、共通の夢の学者か?どっちにしろバカばかしい。ただ、私がわかる確かなことは、より深く探らなければならないと言うことだ。
引用
This episode was written by Mike Bambridge AKA Super Horror Bro and Lonnie Nadler.
Our showrunner is Lonnie Nadler and the series is directed by Thomas Rozès
Production supervised by Alizée Debart and Lucille Russo Garcia.
This series is based on Little Nightmares
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございました。いかがでしたでしょうか?日本語訳は本編の日本語訳字幕付きverを参考にして私なりの翻訳にチャレンジしてみました。やはり直訳ではなく自然に会話している様子を描写するのは難しいですね。しかし、翻訳を通して英語でのコミュニケーションを理解することができると思い、これからも続けていきます。
次回もお楽しみにしてください☺️