【ユンゲ・フライハイト紙】平等な賃金をめぐる論争: バイエルンの女子サッカー選手ロイポルツ: 女子サッカー選手に対する平等な賃金は、「ユートピア的」である。
2020年2月11日
ミュンヘン発: FCバイエルン・ミュンヘンの女子チームのキャプテンであるMelanie Leupolzは、プロサッカーにおける男子と女子の賃金の平等に対する要求を、「ユートピア的である」と語った。「男子の方がお金を呼び込んでいるという事実を率直に認めなければなりません」。彼女は、協会雑誌51に対してこう語っている。
「男子の方が、たくさん観客がいますし、たくさんのグッズの売り上げやスポンサーを調達しています。だからこそ同じだけの支払いを要求することができないのです」。彼女によれば、そうではなく、他の女子スポーツと比較をする必要があるようだ。「その点でいえば、私たちの状況は良好です」、2016年のオリンピック勝者はこう強調している。
ロイポルツはプロ化を要求している
昨年のフランスにおける女子ワールドカップの期間中に、平等な賃金をめぐる論争が再燃していた。そして、最終的にオーストリアのサッカー協会は、将来的には女子の代表選手は、男子の代表選手と同じだけの賃金を支払われると、宣言することになった。
ロイポルツが要求しているのは、賃金論争ではなく、女子サッカーのプロ化である。「ブンデスリーガには、主としてプロとしてプレイをしているのが、二人ないし三人しかまだいません」、こう彼女は嘆いている。彼女によれば、他のすべての選手は副業的に働かなければならず、それがこのスポーツの水準を下げてしまっているのである。