【ユンゲ・フライハイト紙】ドイツのための選択肢がビール醸造所とレストラン経営者への補助を要請

2020年4月23日

ベルリン発: ドイツのための選択肢は、今日のドイツビールの日に際して、郷土のビール醸造所やレストラン経営者への補助を訴えた。彼らによれば、数世紀にわたって家族で経営されていた伝統的経営が、コロナ危機によってその生存を脅かされているのである。

「コロナウイルス・パンデミックの影響で、飲み屋やレストランが休業し、あらゆる民間の祭りがキャンセルされ、輸出も滞っていることによって、ビールの醸造所は主たる売り上げを失っている」、ドイツのための選択肢の幹部の一人であるStephan Protschkaは、このように述べている。他の消費領域とは違って、ビール醸造所とレストラン経営者は、失われた売り上げを取り戻すことはできないだろう。「それゆえ貸付や支払い猶予によって、ビール醸造所やレストラン経営者を、もはや助けることができないのである。これらの領域が切実に必要としているのは、返済不要の補助金である」、Protschkaはこう述べている。

ヴァイデルは小規模の飲食店の開業を要求している

ドイツのための選択肢会派お連邦議会代表であるアリス・ヴァイデルも、とりわけ中小規模のレストラン経営については、可能なかぎり迅速に再開を認めるべきであるということに賛成を表明している。「数多くの小売業者が、コロナ危機下にあっても、彼らの顧客が衛生上や隔離上の規則を遵守できていることを証言しています。レストランやホテルやカフェやバーの顧客は、これらの規則を遵守できるのです。たとえばレストランの中では二つに一つのテーブルしか使わないとか、テラス席であっても普通のテーブル数の半分だけを設置するとか、すべてを定期的に消毒するとか、そうすれば、そこでもまた——衛生的に安全な距離をとって——お酒を飲んだり食事をしたりできるのです」。

ヴァイデルの代理役を務めるベアトリクス・フォン・シュトルヒも、こう語っている。「商店に対して当てはまることは、ビアガーデンやレストランやカフェにだって当てはまるのです」。彼女によれば営業再開は、必要不可欠なもののようである。「ドイツビールの日にもビアガーデンや飲食店は閉まったままでした。韓国のような国が、政府が責任のある行動をしていれば、このような措置が避けられたことを示しているにもかかわらずです」。

https://jungefreiheit.de/politik/deutschland/2020/afd-fordert-hilfen-fuer-brauereien-und-wirte/



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