【PHILOSOPHIA PERENNIS】過激派の「気候保護論者」によるコロナ危機の濫用が暴露される
2020年3月17日
緑の党の政治家であり「気候保護」活動家であるルイーザ・ノイバウアーは、「Heute」と「Rheinischer Post」のインタヴューにおいて、コロナウイルスによる危機への対処を、いわゆる「気候保護」のための青写真として説明した。以下アリス・ヴァイデルのそれについての短いコメントである。
コロナ危機によって基準が正しいものとなって、「気候保護」活動家たちが自己正当化をめぐる大きな問題に直面している。コロナウイルスによる危機は現実のものである。人間が実際に死んでおり、国民集団の全体が生命や健康を深刻に脅かされている。それに対して、いわゆる「気候危機」は、仮想空間において起こっていることなのだ。
それが依拠しているのは、主として、いつか遠い未来において把握されるべき証明されていない診断と計算であり、またあらゆる潜在的な出来事や現象を気候変動に帰するような恣意的な主張なのである。
ルイーザ・ノイバウアーの本性を曝け出す発言
野心的な緑の党の政治家であるルイーザ・ノイバウアーは、コロナウイルスの拡大に対する徹底的な対抗措置を、自らの「気候保護」のアジェンダのために道具にしようとしていることが暴露された。しかしコロナ危機は、政治において本当に重要なことが何であるのかを、苦々しくも明らかにしたのである。
それは市民の生命と健康と安全の保護である。そしてまたこの危機によって、公共生活を維持し続けるために、現実上においてどのような職業集団や活動が重要であるかが明らかになったのだ。
もちろん「気候保護」活動家はそのうちに入らない。