【ユンゲ・フライハイト紙】怒りと失望: テューリンゲン: このように政治家やジャーナリストは州政府首相選挙に反応している

2020年2月5日
エアフルト発: 政治家やジャーナリストたちは、新たなテューリンゲンの州政府首相へのThomas Kemmerich(自由民主党)の選出に、憤慨をもって反応している。Kemmerichがドイツのための選択肢の投票によって選ばれたことは、決して「事故ではなく、私たちの国の根本的価値に対する違反である」。連邦議会における緑の党会派の長であるKatrin-Göring-Eckhartはツイッターにこう記している。

ARDのジャーナリストであり、雑誌Monitorの編集長であるGeorg Restleは「極右の奴隷になった」ことについてキリスト教民主同盟と自由民主党を批判し、また自分の批判のために、絶滅収容所アウシュヴィッツの解放後75年ということすら援用している。「何も学ばれていない。アウシュヴィッツ解放後75年、恐るべきファシズムとナチズムの支配の終わりから75年」。「ブルジョワ」政党はまたもテューリンゲンにおいて極右と明らかに協定を結んだのである」。こうRestleは嘆いている。これはどうやらタブー破り以上のものらしい。

テレビコメディアンのJan Böhmermannは、「文明の破壊」とまで言っている。

ジャーナリストのHasnain Kazimも同じように考えている。

そしてピアニストのIgor Levitは、「ドイツ政治」がアウシュヴィッツの解放から75年後にテューリンゲンのドイツのための選択肢党首であるBjörn Höckeと彼の「ファシスト同盟」を認めたことに対して、警告を発している。

テューリンゲンの州議会における左翼党の会派の長であるSusanne Hennig-Wellsowもまた、選挙結果に対して失望を隠すことができなかった。いつもと同じようにKemmerichを祝福するのではなく、本当であればBodo Ramelowのためのものであった花束を、その足元に投げつけている。

加えて彼女の党はまた、ファシストと統治することについて、自由民主党を非難している。

社会民主党の政治家であるRalf Stegnerは、キリスト教民主同盟と自由民主党は、テューリンゲンにおいて「民主主義者のコンセンサスに別れを告げた」と判断している。彼によれば「民主主義的なエチケット」は、右翼過激派によって選出されることを禁じているらしい。

もっとはっきりしていたのは、JournalistのMohamed Amjahidであり、かれはキリスト教民主同盟と自由民主党を「Höckeの豚」と名づけている。

それに対して、かつてのプロサッカー選手であるHans Sarpeiは、このことについて「ドイツの悲しい日」だと語っている。

MDRのジャーナリストであるTim Herdenは、この投票を「非常に恐るべき」ものだと言っている。彼によれば、かつての自由民主党の党首であるHans-Dierich Genscherは草葉の影で嘆いているらしい。

そしてベルリンの社会民主党は、Saswan Chebiは、「吐き気でむかむかする」と語っている。

https://jungefreiheit.de/politik/deutschland/2020/thueringen-so-reagieren-politiker-und-journalisten-auf-die-ministerpraesidenten-wahl/

いいなと思ったら応援しよう!