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【VFK観戦記】〜田中雄大〜(J2リーグ第3節vsカターレ富山(A))


【選手紹介】

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【1行要約】

 プラスアルファをつかむチャレンジ中

【レビュー】

 今回は、ヴァンフォーレ甲府に期限付き移籍した、田中雄大に注目です。
 開幕戦にから途中出場を経て、今節スタメン入り・3−4−3の右サイドで出場です。同窓生である鳥海選手とのコンビネーションも注目です。

 攻撃時はサイドハーフとして外へ大きく開き、守備時は右SBとして最終ラインの一角を担っていました。特に左サイドに寄っている際の開き方は絶妙で、サイドチェンジ1つで展開が変わりそうな位置取りを何度もみせていました(サイドチェンジがこなかったのが少々残念です)。

 62(後半17)分に途中交代したものの、上下動に加え、積極的に内側への侵入を行っており、甲府の攻守に貢献していた印象でした。

「ぴの的注目ポイント」

・寄せの速さ

 流石にファジで戦ってきただけあり、プレスのタイミングと速さは一級品です。
ファジでは主に3-4-2-1のシャドーを務めていましたが、甲府ではサイドハーフ(WB?)で使われることが多いと思います。
 また、守備時には何度もペナルティエリア内に供給されるパスをカットするなど、読みの鋭さも感じさせるプレーも多くありました。

ひとこと感想:雄大WBもいけるか、、、??

「ぴの的修正ポイント」

・アタッキングサードにおける1手

 富山のブロックが強固で常に数的不利な状態が多くあったため、無理に放り込まずにパスを下げているシーンが散見されました。
 J2では特にまず失点を防ぐ布陣を重視するチームが多いため、構えられると中へ供給することが難しくなります。
 ただ、雄大は、昨シーズンアウェイ千葉・清水戦で見せたようなスルーパスも武器として持っています。アタッキングサードにおける豊富なアイディアで甲府さんの勝利へ貢献することを期待しています。

【あとがき】

 満を辞してスタメン出場の雄大。

 ゴールに直結するシーンや決定機など、攻撃参加はもちろん、DFラインに下がった守備も行うなど、ファジでは見れなかったプレーもチャレンジしており、今後の成長がとても楽しみです。 

 次節以降の活躍も期待しています!

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