【プレビュー】〜2024年プレーオフ「全員で勝つ」〜
【〜お読みになる前に〜】
ご覧いただきありがとうございます。
このページは、サッカー初心者が試合観戦して思ったことを綴っています。
専門的に見れる方、クラブを応援してる方から見るとズレている内容もあるかもしれませんが、1感想として楽しんでいただけたらと思います。
また、本記事は11月27日、ゼロファジ様・佐東様・sho様・難波様・Armini様による「PO山形戦直前ファジサポスペース」で一部紹介いただいた内容を含みます。
貴重なお時間の中、私の稚拙な展望を紹介いただきましたこと、この場をお借りしてお礼申し上げます。
以下、敬称略となります。
【プレーオフの展望】
新スタ完成の勢いのままPO最上位に位置するV・ファーレン長崎
クラブ新記録の9連勝で最も勢いに乗るモンテディオ山形
全体のバランス感とJ1クラスのサポーターの圧で襲い掛かるベガルタ仙台
どのクラブと戦うことになっても、今季最大の強度。まさにJ1への最後の壁となると予想されます。
しかし、ファジアーノ岡山には、リーグ2位の堅守、J2上位層を複数得点で打ち破った結果、最終節までの複数得点による連勝、そしてJリーグ最高峰の一体感で選手の背中を押すサポーターの存在があります。
シーズン終盤にきて、早い時間の先制点から複数得点を奪う攻撃力に磨きがかかり、そして他クラブのスタメン級が控えで用意し、相手に息つく暇を与えない試合展開を見せるファジは確実にJ1昇格の筆頭クラブと考えています。
また、注目すべきは、アウェイ横浜FC戦に1000人規模で参戦したファジサポの存在。POがアウェイであっても、同規模のファジサポが他のサポの思いを乗せて選手を支える応援は、相手サポーターを圧倒し、ファジに有利な空間を作り出すと考えられます。
そして、本日(11月27日)に長期離脱をしていたグレイソンがサプライズで戻ってきました。まさに、「全員」の最後のピースです。
「全員で勝つ」
この言葉を胸に選手・スタッフ・サポーター・運営・スポンサー・その他の関係される方々含め全員が一体となった総力戦で挑むファジに隙はなく、激戦の末、悲願のJ1への扉を開くと予想します。
【プレーオフの結果予想】
1回戦:岡山 3ー2 山形
長崎 4ー2 仙台
決 勝:岡山 3ー2 長崎
【注意すべき対戦相手の特徴】
個人的にシーズンを通して気になった選手をリストアップしました。
①V・ファーレン長崎
・マテウスジェズス
一美和成クラスのボディバランス突破力とルカオがよぎる強烈なシュートで個人で相手DFを破壊する柔剛を兼ね備えるFW、正直ファジにほしい
・マルコスギリェルメ
フィジカル・スピード・サッカーIQ全てを高い水準で兼ね備える姿は、ベンチ入りはないものの吉尾虹樹を想起させる
②モンテディオ山形
・土居聖真
神谷優太に負けず劣らずの攻撃展開を行うクレバーなファンタジスタ。山形の後半の追い上げの起爆剤として圧倒的な存在感を示す。
・イサカゼイン
末吉塁に匹敵するスピードとアップダウンを軸に精度の高いクロスでサイドの制圧を行うウィンガー。
③ベガルタ仙台
仙台は、チーム全体が高いクオリティを発揮し、チーム力は5クラブ中1位と感じている。そのチーム力たるやファジの一体感に勝るとも劣らない。
【リーグ戦MVP】
主観でポジションごとのMVPをまとめました。今季は、1名ずつ選出することに非常に悩むほど、全員が高いクオリティで戦っていると考えた上で選出を行いました。
FW:岩渕弘人
移籍1年目にしてファジの攻撃の軸として、裏抜けとこぼれ球への嗅覚を武器にキャリアハイの13得点。前線からの献身的なプレスと攻守に躍動するエースストライカー
MF:藤田息吹
90分動き続ける無尽蔵のスタミナと抜群の読みでリーグ1位のセカンドボール奪取数を誇るファジのダイナモ。時折見せる絶妙なフィードで攻撃の起点にもなるいぶし銀プレーヤー
DF:田上大地
ファジの得点ランキング2位の攻撃力と相手攻撃陣をシャットアウトする対人守備力の高さを兼ね備える、ファジのアンカー
GK:ブローダーセン
クリーンシート数1位を支える、ドイツ代表守護神。幾度のピンチを絶対的セーブで救い、相手に攻めても無駄と思わせるほどのセービングを武器とするファジの門番
総合:岩渕弘人
MVPということで、最も勝利に貢献した点でクラブ1位の得点を決めた岩渕選手を選出。移籍1年目と思えないフィット感、ゴール前での落ち着き、こぼれ球、オフザボールにおける抜群の反応。J1でも間違いなく通用するJ2屈指のFW。このまま岡山に居続けてほしい
【プレーオフでキーマンになる選手】
主観でポジションごとのキーマンをまとめました。今季は、1名ずつ選出することに非常に悩むほど、全員が高いクオリティで戦っていると考えた上で選出を行いました。
FW:ルカオ
停滞した状況を持ち前のフィジカルで打破するファジのリーサルウェポン。高さを生かしたヘディングや複数人を背負っても負けないキープ力が魅力。ゴールはないもののエリア外からの強烈なミドルシュートも特徴。ファンサの神対応で子ども人気の高い一面も
MF:神谷優太
途中加入ながらほぼ全試合に出場するファジの司令塔。抜群のプレースキックを恐れ、相手チームはCKやファールを避けなければならない。また俯瞰の目を活かした、ドリブル突破とパスワークも注目。味方サポを鼓舞し、流れを引き戻すなど、ピッチ内外で熱さを魅せてくれる姿も頼もしい。このままファジに居続けてほしい
DF:本山遥
持ち前のスピードと対人守備力の高さを武器にWB、CB、ボランチと複数ポジションをこなすファジのユーティリティプレーヤー。終盤戦で採用が増えた試合終盤の4−4−2へのシフトにおいて、穴を作らないなど器用さが窺える。WBの起用が多いため目立たないが、伸びのあるミドルシュートを持ち味に攻撃参加も可能
GK:ブローダーセン
ファジの絶対的守護神、ブロがいればファジは負けない。幾度となくPKやFKからの得点を阻止し、相手の攻めを無駄にさせる。ファジの攻めは最後方から攻守を支えるブロがいるからこそ成り立っている。安定したセービングで負けない試合へ導くJリーグ最高峰のGKの1人