新生イコラブの始動と運営の苦悩を妄想してみる
前回の記事で、13thシングルのMVが間もなく公開という趣旨のことを記しましたが、早いもので既に福岡・宮城での公演を終え、早くも今週金曜日には大阪、そして翌々日の日曜日には当初ツアーのラストだとされていた愛知公演が行われます。
私は地元大阪と日帰り圏内の愛知に参戦するのですが、愛知の夜公演の最後にツアーの追加公演がサプライズ発表されることを密かに期待していました。しかしそれとは裏腹に、福岡公演で早くも日本武道館での追加公演が発表となり同時にそれがファイナルであることも告げられたため幾分拍子抜けしてしまったというのが率直な感想でもあります(もちろん喜ばしいことではあります笑)
それにしても、今回のツアーは年末に発表になった当初から違和感がありました。前回に比べて会場が少ないことや、何よりも東京(首都圏)での予定が組まれていない。興行的な成功を狙う観点からしても、人口の多い東京で行わないというのはあまりにも不自然です。
背景には、なーたん卒業による影響が如何ばかりのものかを測ろうとする運営側の意図が働いていたのではないかと推察します。
例えばFCで登録する「推し」でなーたん推しの人数はおおよそ掴めたとしても、卒業後に彼らがイコラブから離れてしまうのか、あるいは別のメンバーを推し始めるのかは非常に読みづらいところです。また、対外的に知名度のあるなーたんのおかげでヲタク外から動員できていた数が差し引かれることも踏まえると、算盤を弾く手が鈍るのは何となくわかる気がします。
一説には四大都市でのチケットの売れ行きを見た上で首都圏でどのキャパの会場を選ぶかを決めるのではとも囁かれていましたが、福岡公演の時点であっさりと、それもほとんど間のない3月2日に日本武道館で行われると発表されたことからもわかるように、間違いなく東京の会場は予め押さえていたと考えられます。
とどのつまり、遠征してまで複数回参戦するヲタクがどのくらいいるのかが読みづらかった(あるいは地方単体での集客に不安があった?)ので、わざと発表時期をずらして
「東京公演が無いかもしれない」
という不安を伴ったヲタクたちが福岡や名古屋などの会場に詰めかけることを仕向けたように読み取れます。
四都市分のチケット代がおおよそ回収できた時点であっても、追加公演が多くのヲタクにとって遠征費のかからない東京であればチケットを購入することへのハードルはぐっと下がります。ましてやファイナルと銘打っているのであれば尚更です。
こういうことを考察(?)すると、やはりエンターテインメントを取り仕切る運営というのはすごいものだなと感嘆する次第です。
しかし、そんな運営の意図に反して私は武道館のチケットの申し込みをしていません。
いや、正しくは申し込みできなかったのです。だって思いっきり平日なんだもの…それもよりによって3月2日は予定入りまくりなんだもの…。なんでよりによってその日なんだよ、と心中涙を流しつつも大阪・名古屋の4公演をしっかり楽しむための動機づけになると前向きに考えるのでありました。
ケース次第では3月5日に東上することになるかもしれませんしね。何があるとは言いませんが。
武道館に行けないのも残念だけど、何よりも関東のヲタクたちと現場で会えないのも残念、いやもっと言えば今日の当落で一喜一憂する渦に参加出来ないのも非常に心残りです。
とはいえ、ライブに行けるのもすべては仕事して稼いだ金のおかげなのだからここは割り切るしかないです。
先日のしょこちゃんのSHOWROOMで、(私ではないですが)仕事で武道館行けません…とコメントを寄せたひとに対して
「ご自分のお仕事を大切にしてください。私も4月1日の(矢吹奈子さんの)卒コンは行かないので」
と少し寂しそうな笑みを浮かべながらも高らかに宣言していたしょこちゃんを見ると、いつまでもうじうじと考えてちゃダメだなと反省した次第です。私たちはどんな分野でもお金を貰ってる以上、全員がその道のプロなのですから。(21歳に教えられる40歳)
お金と時間は誰しもとって有限です。それぞれ様々な事情や背景を抱えつつも、可能な範囲でそれを推しのために資源を配分していくわけで、(私が言っても説得力ないですが)周りの人に迷惑をかけたりプライベートに無理がかかるようなことはすべきではありません。
かといって無闇矢鱈に
「時間が無い」
「お金が無い」
と口にすることは、すなわち
「お前にかけるお金・時間は無い」
と解釈されてもおかしくないので言葉選びには慎重にならねばなりません。
ましてや、公演のチケットやそれなりに倍率のついたお話し会・握手会などの権利を手にしていながら、わざわざ推しに見える形で「経済的な理由で干す」ことを宣うひとを見ると、推しを一体なんだと思ってるんだろう?と呆気に取られてしまいます。(やむを得ず行けなくなったのなら、どうして黙って処理をしないのか)
アイドルだってlivingって歌詞にもあるように、生身の相手に対して言葉を投げかけるのであれば、悪気の有無はともかくとして不快感を抱かせないようなワードチョイスをすることはひととして最低限の責任だと思うのですが、どうなんでしょうね。
終盤、急に愚痴になるというまさかの展開ですがこういう話ができるのもイコラブちゃんたちが全国ツアーをやってくれて、対面お話し会をやってくれて、しかも人気が出てチケットを取りにくくなっていることの裏返しなのだと思うと素直に喜ぶべきですね。いや、知らんけど。
それでは、大阪・名古屋に来られる方、楽しみましょこーーーー!!!!
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