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「あなたが始めたビジネスが形になるまで」
第1話 ビジネスを形作るもの
『はじめは奉仕活動のようなもの』
ビジネスを始めようとして、いきなり成果を上げることは難しいでしょう。
実績も経験もゼロ、人のコネがあったとしても、短期的な成果は、後に続くことはほとんどなく、多くの人が短期間で成果を上げようとし、挫折します。
そのことをはじめのうちから理解しておけば、長い目で自分のビジネスを捉えることができ、時間をかけてビジネスを作り上げていくことができるでしょう。
ビジネスユーチューバーなんてものでさえ、本当のビジネスとして成功しているのかも分からないユーチューバーは山ほどいます。
ですがそんな情報さえ、無知な時には信じてしまいそうになります。
とはいえ、はじめのうちは奉仕活動と考えておくと、必要以上に情報を必要とせずに、自分のペースを守りながら続けていくことができます。
ビジネスは続けていくことがなによりも重要で、一つ二つの失敗で挫けているようでは、今後続けていくことが既に難しいと感じるはずです。
小さな成功であれ、大きな成功であれ、とにかく続けていくことです。
これは一つのことを長く続ければ良いといった、日本の昔からの風潮にも似てはいますが、会社勤めとは違って、自分で作り上げていくビジネスですから、当然自分が時間をかけていかないことには成長もありえません。
勝手に大きくなるのは、かなりビジネス展開が上手くいき、事業をあちこちに広げていけるようになれば別の話ですが、それほど大きなビジネスを望まないのであれば、自分の許容範囲の中だけでも、じっくり時間をかけて向き合う必要はあるでしょう。
ネットが普及し、たくさんの情報で溢れかえる現代社会においては、これまで答えだったものが間違いになってしまうこともよくあります。
そして、何が正しいのかさえ分かりにくい世の中にもなっています。
そんな世の中で私たちは、自分に合う答えをひとりひとりが持つことが求められていて、それもビジネスは稼いでなんぼのような世界だけでなく、はじめは奉仕活動のようなものが、数年続いたのちに少しずつ成果を上げていくような、そんなスローペースで考えていた方が気がラクかもしれません。
『情報よりも行動』
私たちが既に認知しているビジネスとはどういうものでしょうか。千差万別、人それぞれの解釈があるとは思うのですが、想像するからにネットやテレビ、ビジネス書から、何かしらの影響を受けていることは確かでしょう。
そんな影響を受けて認識したビジネスは、まだこれからビジネスを始めようとしている人にとっては、奥深さを理解できずに、背負うことになるリスクや、生活する上でのデメリットにばかり目が行きがちになるかもしれません。
ですが、あなたが今得ている情報は全てではないことを、知っておく必要があります。
今こうして綴っている情報の中でも、ビジネスにおける全ての情報を盛り込んでいるわけでもなく、それは実際のところ、あなたが行動した上で、得る情報によって知っていく方が、一番有効的な情報となり得るのです。
誰かの成功例や実践例は確かに参考になるでしょう。ですが、あなたがそのままやるとすることは勉強にはなりますが、時間の無駄になることもあります。
なので、勉強がてらやるのであれば、いつしか手放して、自分の手でチャレンジしていく期間を設けていかなくてはなりません。
でなければ、あなたは失敗例も成功例も得られぬまま、単なる情報コレクターでしかない状態に陥っていくことになってしまいます。
情報はあるに越したことはないですが、その情報は行動があって初めて役に立つものです。
自分の行動を決めるキーでさえ、自分で選択する必要があります。何もかも情報を集め終わるのを待っていても、何も行動できはしません。
とにかく何か小さなことでもいいから始めてみましょう。そうすれば、自ずと成果が現れて、次の行動を決めることになっていくのです。
『すぐに利益を追ってはいけない』
先にも話した通り、ビジネスの初めは奉仕活動のようなものです。
奉仕活動をしながら、多くの利益を生むことを求めるべきではないし、そもそも実績や経験が蓄積されていない状態では、よほどの天才でないことにはビジネスを成功させることはできません。
今まさにビジネスとして成功している人たちでさえ、初めは試行錯誤の連続だったはずです。
なので、できるだけ多く当たり前のことを、当たり前に毎日こなすことで、目の前の不安を払拭し、少しずつ成長していったことでしょう。
ビジネスには成功するコツなど存在していないし、コツコツと積み重ねられたものでしか、実力や信用性を判断することは難しいと感じています。
あなたが今すぐにビジネスを始めて、成功しないのは誰からも信用されていないことが挙げられます。
いくら友達の数が多かったとしても、あなたに信用が山ほど蓄えられているのかは、全くの別問題です。
信用があって、初めて自分以外の人とビジネスでつながり合いが見えてきます。
信用を失うような活動を続けていれば、当然信用は失われ、成功どころか失敗の連続に終わり、やがて挫折し、活動をやめることになってしまうかもしれません。
信用を蓄積している段階のうちは、あまり利益を期待するべきではないし、最近のビジネスにおいては、マネタイズをできるだけ後回しにする方が効果があります。
情報発信を続けていく中で、マーケティングを続けていき、顧客の求めているものが分かってくれば、より効果的にコンテンツを届けていけるようになるでしょう。
『成長の判断材料を増やしていく』
どんなものがビジネスとして成り立つのかは、やってみないと分からないというのは確かなことです。
実際に、ユーチューバーとして活躍している人たちがまさにそうで、ゲーム実況や趣味を続けているうちに、収益を生み出すようになっていったため、そう考えるとビジネスとはあまり意識的に活動しなくても問題はないのかもしれません。
ですが、本格的にやろうとするのであれば、ビジネス的な趣向を凝らさないまでも、同ジャンルの人たちを分析したり、自分の活動を振り返ってみることなども必要になるでしょう。
そこからは少しずつビジネスマインドを身につけていく必要があるため、実際の成功例などを参考にしつつ、自分の活動の方向性を、決めていければ良いのではないかと考えます。
初めのうちは当然何がビジネスにつながるのかは分からないので、とにかく続ける。そして少しずつ何かしらの変化が起きていくので、その変化が起きている要因は何かを分析していき、コンテンツ作りを進めていけば、徐々に成果は現れ始めます。
多くの人が、この分析作業を怠っているため、どれだけ続けても成果が見えてこないということを言っているのですが、実際にはただ他の人と同じように作業すれば成果が出るなんてこともなく、多少の必要な行動があることは理解しておくと良いでしょう。
目標設定、行動、分析、改善、そしてまた新たに目標を定めて行動する。このサイクルがごく自然と回せるようになれば、あなたのコンテンツは今すぐ利益を出さないとしても、ながい目でみた時に、どれだけ成長しているかの判断がつけやすくなっていくのです。
成長度合いがはっきり分かっていないことが、挫折の原因とも考えられるのですが、何事にも成長を認識できていた方が、モチベーションも維持しやすく、自分のことを信用できるようにもなるので、自信をつけていくためにも、定期的に分析する時間を設けることは重要になってきます。
その時間を使って、競合や他種のビジネスとも比較し、自分に足りていないもの、もしくは特徴的なものなどを比較してみましょう。
そうすると自分のコンテンツだけでは見えてこなかった需要に気付けたり、または自分のコンテンツにしかないものを改めて認識し直すきっかけにもなります。
第2話 重いビジネスの話
『あなたの目的は何か』
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