2019年「省エネモード」は解除したままで【ベトナム・ホーチミン】
人生で、出会える人の数はもうすでに決まっているのではないかと思うときがある。
わたしは人が好きだ。「ひとりでは生きてはいけない」と心の底からの好奇心とともに本気でそう考える。かと思えば、誰とも会いたくなくて、「ひとりが一番だ」なんてノートを広げてひたすら自分の頭の中を整理する根暗な自分もいる。
好奇心旺盛で「ひたすら人に会いたい期」が半年続くとしたら、その後半年くらいは「人に出会うのを控えたい期」が訪れる。うまく調節はできないものかとも思うけれど、調節して100パーセントではないわたしで生きる自分が、好きではないことに気が付いたのが2018年。
7月にベトナムから帰国してからのnoteの下書きには、「ほんとうのわたしとは?」とか、"自分"についての記事を数十、公開しないままスヤスヤと眠らせていた。
そろそろ向き合い切ったので、2019年はまた、"動く1年"に、したい。
今年のわたしの目標は、電池が切れてもいいから「120%で生きること」だ。省エネモードは解除したままで。充電がなくなったら、また休めばいいや、と気楽に考えている。
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年末年始は、ベトナムで過ごした。カフェに入って小さい椅子に座りながら濃いベトナムコーヒを飲み、バイクの後ろに乗って町中を走り、大好きなベトナム料理とジムサムを食べ、花火をベランダからチラ見して、お寺を回って新年の挨拶をし、ごろごろテレビを観たりと、ほとんど"何もしない"を、ただ楽しんだ。2019年がはじまるのが、ほんとうに楽しみだったんだよな。
思えば、noteを書きはじめたのは去年の今頃、ベトナムで、だった。noteをはじめたおかげで、今のわたしがいると、本気で思っている。(今、わたしは日本で「書く」仕事をしている)。
きっかけは大好きなタイ人の友達から、「ブログ書いたら?」と言われたこと。彼は今、プログラマーとして働きながら世界中を旅している。今回、ホーチミンで会ったが、こんどは「動画はじめたら?」と言ってきたから相変わらずである。もうすぐ、日本に来るそうだ。
わたしは昔から、紙のノートにペンで日記を書くことが大好きだったのだけれど、noteを始めてからというもの、手書きで文字を書かなくなってしまった。だから今年はノートを買ったよ。思ったこととか、日記を書いている。そうすると、なんだか毎日を丁寧に生きることができる気がしている。
ごちゃごちゃと、書くことが決まらないまま書き出したらとりとめのない文章になった。でも、たまにはいいな、今日は三連休のはじめの日だし。
2019年は、人との出会いを大切にできる自分でいたいと思います。