【エクササイズ動画つき!】回旋動作向上のためのメディシンボールトレーニング
回旋動作向上のために、どのようなトレーニングをしていくべきか、
迷われたことはありませんか?
回旋動作というものは、水平面での動きになってきますから、ダンベルを水平方向に動かすような動きでは、負荷が常に垂直方向にかかりますから、うまくトレーニングをすることができません。
実際に、「トレーニングルームで回旋動作(水平面動作)を鍛えよう!」と思った時には、
■ 寝転がって重りを扱う(ダンベルフライなど)
■ ケーブルマシンを使う
■ メディシンボールを使う
などと、選択肢が限られてきます。
ケーブルマシンは、
・取り扱っていない施設も多い
・設置するのに費用がかかる
という点から、今回は比較的実施しやすい、メディシンボールトレーニングの例をご紹介していきたいと思います!
ケーブルマシンとは少し負荷のかかり方が違ってきますが(Auxotonic Contraction:増長性収縮)、チューブなどを使用することによって、回旋のトレーニングができたりもしますので、参考までに下記の動画をご覧ください。
私たちがいつも勉強させていただいている Eric Cressey さんの施設でも、SNS上で回旋動作のトレーニングがたくさん紹介されていますね!
エクササイズの How の前に!
メディシンボールトレーニングの目的
メディシンボールトレーニングとは、その名の通り、「メディシンボール」を使って行うトレーニングです。
大きな目的としては、
"モノへの力の伝達" を学ぶ。
"近位から遠位への力の伝達" を学ぶ。
というものがあげられるでしょう。
効率的な力の伝達を覚えることができると、私たちが "Performane Training" の位置付けとして大切にしている。
■ Prevention -障害予防-
■ High Performance -より高いパフォーマンスへ-
というどちらの側面へのアプローチも可能になります。
メディシンボールトレーニングにおいて、重たいボールを力強く扱うためには、腕だけで投げることなく、下半身 → 体幹 → 上半身 と、効率的に力が伝わっていく必要があるのです。
このように力を伝えていくためには、体幹部を介した(近位を安定させた)出力が必要になりますので、これらが障害予防の観点で有効なことは、おわかりいただけるかと思います。
メディシンボールトレーニングの位置付け
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