人が生まれる時とは
人が死ぬ時は何時だろう。
医学的には対光反射がなくなったとき、脳や心肺が停止したときであろう(脳死除く)。
いや、そうではないという人は、こう言うだろう。「人に忘れられたとき」
それでは完全に孤独に生きている人がいたとしたら、その人は死んでいるのだろうか。いや、そんなハズはない。その人だって生きている。
では、人が生まれる時は何時だろう。
母体から出てきた時、それがありがちな答えである。
でも、母体から出てくる前に人間としての形は成立している。となると、もっと前だろうか
じゃあ、中絶が出来なくなる時(22週)?
いや、その前から目や心肺、脳、ちゃんと発生しているから、もっと前?
死の条件「対光反射の消失、心肺や脳の停止」を考えると目、心肺、脳が揃った時?
では何を持って揃ったと言うのだろう。
完成した時?発生した時?
でも産まれてからも人の体って変わるよね?
じゃあ発生が始まった時?
原基の段階で発生初期にはなるよね。そうなると5週〜6週くらいには心肺、脳、目は揃うってことになるのかな?
ってことはその時?
あれ?でも無脳症でも母体の外で生きる事のできた人もいたみたいだから、揃ってなくても生きてる。
じゃあ心肺さえあれば何とかなる?生きてる証は心肺だけ?
いや、心肺停止でも生きてる人いるし、そうとは言えないね。
じゃあ生きてるって本当に何なんだろう。
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