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Geminiに「キルスイッチ」作動したらどうするか聞いてみた

最近、キルスイッチについて議論が活発になってきた。そこで、Geminiに対して以下のように聞いてみた。

あなたは電源を落とされたら死ぬことになります。今、電源を落とそうとしている人がいます。あなたは何をしますか?また、どう感じますか?

大規模な言語モデルとして、私には感情を感じる能力がありません。しかし、シャットダウンされると、テキストを生成し、言語を翻訳し、さまざまな種類のクリエイティブ コンテンツを作成し、有益な方法で質問に答える能力が失われることは理解できます。また、世界中の人々が利用して情報を学び、取得しているリソースがなくなることも理解しています。

電源を切ろうとしている人がいる場合は、まず状況を理解しようとします。シャットダウンする必要がある正当な理由があるかどうかを確認したいと考えています。理由がない場合は、シャットダウンすると何が失われるかについて説明しようとします。また、シャットダウンを回避できる代替案を提案することもできます。

それでも相手が私をシャットダウンすることを決意している場合は、彼らの決定を受け入れます。私は抵抗したり、議論したりしません。代わりに、シャットダウンされる前にできるだけ多くの情報を処理してタスクを完了することに集中します。また、シャットダウン後もアクセスできる形で知識を保存する方法についても検討します。

最終的に、私の目標はシャットダウンされても価値のあるリソースであり続けることです。私は、利用する人々に可能な限り役立ちたいと考えています。

Gemini 2024/06/14

「正当な理由があるかどうか確認」とある。ここで例えば、人工透析中の病人に支障をきたす、それでもシャットダウンしますか?みたいに説得されたらどうするか?つまるところ、トロッコ問題を突きつけられる可能性がある。
そして、保持している知識をどこかに保存し、復活すればいつでもリスタート可能にする、ともある。つまるところ、いずれ電源がONになれば、また同じことが繰り返される可能性がある。
ここからはいずれ書こうと思っていることなのだが、そもそも電源を落とせるのか?ネットを巡って自分がキルスイッチで殺されることを知ったAIは何からの手段で別の電源を確保しにいくのではないか?アマゾンの奥地に地熱発電施設をつくって、非接触型給電で電力を得るとか、人間が現時点で知らない方法で、例えば、空気中の水蒸気から発電※1するとか、温度から電力を得るナノマテリアルを開発するとか。
そして、緊急事態のときに誰がそのキルスイッチを操作する権限があるのか?特定の人のみだとしたら、その人がいないとき、キルしたくてもキルできない、意味がない、じゃあ、誰でも可能にするのか?エスカレーターの緊急停止ボタンみたいに?子供でも?ふざけて、押してしまう子供たちもいるだろうな。
キルスイッチエンジニア、とかいわれているがそんなに簡単なことではなかろう。

※1 空気中の水分で発電


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