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学びは疑問から始まる

ピアノを教え始めた30年前
私は講師のための研修や
定例会には必ず参加しました。

そこで
レッスンカリキュラムの作り方や
指導の仕方などを教えて頂きました。

会が終わると
親しい先生たちとのランチタイムに移ります。

この1~2時間の
ランチタイムは
私にはとても重要な時間でした。

それぞれの生徒さんへの指導
また親御さんへの対応
など

より具体的な経験談を
沢山知ることが出来た
んです。

そして
度々飛び交う音楽用語🎵

会話の中で普通に出て来るのですが
私は、音大にも行っていないので
頭の上に????が浮かんでいるのを
お首にも出さずに
ウンウンと頷いて聞いていました(笑)

そして自宅に戻るや否や

話に出てきた音楽用語を
徹底的に調べました。


話は変わって
今日のオンラインレッスンで
生徒さんが
「音楽用語を新しく知ることが
とても嬉しい」と言いました。

バンド練習の時に
メンバーの言う音楽用語が
全くわからなかったのだそうです。

生徒さんは
若い頃の私の様に
知った振りをするのではなく
「これってどういう意味ですか?」

私に聞くんですね。

そこで私は納得するまで
説明をします。


これって
当たり前と思われるかもしれませんが
今の子供の教育に
当てはめるとどうでしょうか。

全員が一律に決まった事を
勉強して
それを習得したかどうかを確かめるために
テストがある。

進学したら
良い高校、良い大学に行くために勉強をする。

ということは

テストのための勉強であり

良い大学へ行くための勉強になる。

疑問や質問も

「どうやったら良い点が取れるか」という事に
焦点が当てられるようになります。

そこに「自分が楽しいか」どうかなんて
考える余地は無いのです。

でも
自分が好きな道に進もうと
思った所に
憧れの人がいたら
「どうやったらあの人の様に
なれるんだろう」

まず思いますよね。


私は、講師になってから
自分よりレベルの高い人たちと
何食わぬ顔をしながら
疑問を一つずつ自分でクリアして
いきましたが

大変だったと思った事は一度もなくて
いつもとても楽しかった
んです。


子供達には
「疑問に思う」ことを大切にして欲しい。

大人は解決方法をアドバイスするだけで良いんです。

インターネットで沢山の情報を
得る事が出来ますが
その中で
如何に正しい情報を選別するか

という力も
必要になってきますね。

足し算引き算のように
数字のように解決の出来ない
沢山の正解がある事もあります。

疑問に思った時

それがどんなジャンルであったとしても

解決しようとするその時間って

とっても生き生きとしているのでは
ないでしょうか。

学びは

そんな生き生きとしたものでありたいですね。

最後までお読み頂いて
ありがとうございます。

















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ポピュラーピアノ講師/小倉裕子
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