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軍隊の革靴のなぜ?その特徴は?


Sandersのシューズの強いこだわり

Sandersのシューズについて簡単な特徴を書きにまとめました。

その1
なるべく天然素材を使う

通常なら靴底など目に見えない箇所は合成繊維等を使用することでなるべく原価を削減しているメーカーもあるのですが、Sandersはそのようなことを行なっておりません。天然繊維で行えることはなるべく天然のものを使い、釘すらも使用しないという徹底さ。


その2
Sandersのポリッシュドカーフは革のダイヤモンドと言われるコードバンの質感に似ている

ポリッシュドカーフ(写真のようなツヤツヤした革の正式名称)は革のランクの中でも最高ランクのコードバンに非常に似ているので、価格以上に高級感のある印象を与えます。


その3
比較的安価

これらを実現しても比較的安価なのは、民間企業ながら、様々な国の軍隊にこの靴を提供している実績があるため、国からの補助を受けているため。その証として、世界に誇れる英国製品を提供していると、英国が認めた企業や個人にしか与えられないロイヤルワラントという称号を与えられています。(日本でいうところの天皇様が定期的に使用する企業などに商品を提供している「宮内庁御用達」ブランド)

MILITARY COLLECTIONとは?

今回の記事で紹介しているSandersの靴は「MILITARY COLLECTION」と呼ばれるジャンルの一つです。
この「MILITARY COLLECTION」とはかつて軍用に使われていたモデルの復刻版のことです。

そのため、軍隊用の特徴が随所に見られます。
例えば、ソール。
雨の日も滑りにくいようにグリップ性の高いITSHIDE社のスタッデッドソールを使用しています。

他には、丸みを帯びたトウ(つま先)。
これは、軍隊では大量生産で安定供給が求められたため、さまざまな足の形にフィットするように計算された形のようです。
そのため、現代においても足の形を問わずに多くの人が快適に履いていただけるデザインとなっています。


なぜ軍人は革靴を履いていたのか?

最後にこちらを紹介していきたいと思います。

軍人が革靴を履いていた理由。
それは、過酷な環境下でも安全に移動するためです。

具体的には、ジャングルです。ジャングルでは、トゲのある植物などが生い茂っている道なき道を進んで行きます。この時にスニーカーだとトゲが刺さり、怪我をしてしまう恐れがあります。
このようなことを防ぐために軍隊では、革靴を履いていたようです。

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