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徒然 行き止まり (2020.10.1)

みなさんお元気ですか?
お久しぶりです。
元気ですかと聞かれて、あなたはどう答えたでしょうか?

2020年もとうとうあと3ヶ月弱。
明けない夜は無いとは言うし、別に日々悲しいことがあるわけでも無い。
面白おかしく生活はしてはいるのです。
ケラケラとテレビを見て笑ったり。愛らしい小鳥たちの賑やかな様を見て微笑んだり。
「通勤」もなくなり、正直生活は快適です。
家に引きこもれるのをいいことに漫画やゲームに没頭し、オタク用語をどんどん吸収して二次創作を漁ったりして、それなりにこの未曾有の事態の生活を楽しんではいるのです。

だけど、はっきりと「元気だよ!」とは答えられないんですよね。

バリバリと。
自分が何かに喰われている様な音が、痛みがあります。
怖いから見ないようにしているけれど、どうにか立っている足元に広がる深い影。
もしかしたら、足先はもうすでに喰われてない様な気がするんです。
最初は小さな切り傷だったから、その内治るだろう・・・
そう思っているうちに、実はもう指は喰われてないかもしれない。
怖くて見れません。
それとも思い切って見返して睨んでやれば、勝てるのか?
いや、見た瞬間、がぶりと喰われてしまうだろう…
でもこれが、コロナ禍だからか?とも言い切れないのですが、ジワジワと私たちは「蝕まれている」

みなさんお元気ですか?

私はどうか分かりません。
大好きな人たちがどんどん居なくなるニュースが続き、正直参っています。
彼らはきっと、足元に広がる影をつい見てしまったんだと思うのです。
いつ私も「つい」足元を見てしまうだろうか?
5分先の自分も分からなくて不安です。
全然大丈夫じゃない。
彼らが出ていたドラマや映画を見て思い切り泣きたいけれど、まだ気持ちが追いつきません。

こういう気持ちを、誰かと何気なく
「なんの努力も要らずに」
声に出して話したいです。

友達と甘いケーキとコーヒーを飲みながら。
会社のお昼休みお弁当食べながら同僚と。
なんなら、仕事中携帯に流れてきた「速報」を見てギョッとして「ねえ、見た?」「見た!」「嘘でしょ??」とコソっとした会話でもいい。
正直面倒くさいし、一次会で絶対帰ろう!と思いながらの飲み会でもいい!煩わしいなと思って居たことでさえ恋しい。

仕事は3月からテレワークとなり、私は週に1度程度スーパーに買い出しに行く以外家から出ません。
話すといえば、夫だけ。
文鳥にも一生懸命話しかけているし、彼らも精一杯「ピッピッピ!」と返してくれて愛らしいです。
でもやっぱり寂しくなってきました。
だんだんと気温も下がり、人肌恋しい気持ちにもなってきからだろうか。
この状況下になる前とたいして変わらない生活ではないかと言われれば、確かにそうなのですが。。。

吐き出す場としてこの様に「徒然」書いていこうと思っています。
昔流行った「ブログ」みたいに。
誰が読むのか分からないけど、吐き出したい。
「こんにちは不妊治療」についても、ブログの様な自分の為の記録と「吐き出したい」という気持ちで書いていましたが、3月に流産に至り書けなくなってしまいました。
自分でも思っている以上にダメージが大きかった。たとえ一瞬でも、自分の中に芽生えた命が消えていく過程は、どうやってもキツかった。あちらは「書きたい」と思ったら続きをかいていけたらなと思っています。
また、コロナ禍で病院に行くのを休んでいるので、うまく行く行かないで落ち込んでいるというより「進めている」ということが出来ないことがキツイように思います。治療を再開したら、きっと「気持ちが進み」明るく向き合えるのではないかな。

そうか、ここまで書いて気づいたのですが
私が今キツイなと思っているのは
「進めない」って事なのかも。
何も進めない、この状況が。
失敗成功する関係ない。
身動き取れない、この「動けない」ことが嗚呼なんとキツイのか。


このブログのヘッド?画像を用意するのが楽しいです。挿絵を用意する気持ちになるので、それがやりたいが為のブログかもしれません。

基本くだらないことや、吐き出したい気持ちを書くと思います。

それではまた。

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