老害脳
現在、日本はバイオハザードならぬ老害バイオハザード状態。
老害脳とは高齢者だけでなく、老若男女全ての人がなり得る可能性があり、感染拡大するそうです。
あなたももしかしたら…、というのが本書の導入。
一章、二章は老害の実態と日本社会について、少々くらい話題となっております。
実践は三章からなので、独断と偏見で抜粋して参ります。
唐突に、老害進行度チェック
人の話を聞くより、自分の話をする方が多いと感じることがある
自分の成功体験を年下に押し付けがちになる
AIやデジタルツールなど最新の技術を使うことに抵抗を感じる
新しい音楽や映画を楽しむことが少なくなっている
最近のニュースやトレンドに関心を持たなくなってきた
自分と異なる意見を言う人に対して、ついいらっときたり、反発しそうになる
人にものを伝えるとき、口調がきつくなったり、汚くなったりすることがある
年下と会話していて、ジェネレーションギャップを強く感じることがある
自分の外見への関心が薄れ、洋服や美容ケアなどの支出が減っている
新しい事は始めようとするのが億劫に感じる
3個程度当てはまると、老害の始まりだそうです。
老害の特徴9つ
知らないものや新しいものに、否定的消極的
感情的で怒りっぽい
自分の考えが正しいと信じて疑わない
聞いてもいないのに、昔話や自慢話が多い
文句小言が多い。クレーマー。
聞いてもいないのに、説教やアドバイスをしてくる
偉そう、下の人は見下しているのに、目の上の人になると態度が変わる
保守的、見て見ぬふり、何もしない
以上のようなことに自覚がない
当てはまる人はいたかな?又は自分が当てはまってしまいましたか?
失礼ですが、私は小学校の同級生を思い出してしまいました。彼女は大丈夫でしょうか?
脳番地
脳の部位ごとに、老害の現れ方が異なるらしいですが、詳しい特徴を知りたい方は、本書をお読みください。
予防と回復
大切なのは、ここからの箇所の実践。
①思考系脳番地を鍛える
新しいことに取り組む。(雑食的でオーケー)
睡眠時間を8時間30分位にする
②感情系
自分で自分を10カ所ほど褒める
買ったことないものを買ってみる
推し活をしてみる
③記憶系
知らない情報に、わざと触れ、深掘りする
前日寝る前までに、翌日の午前中の予定を立てる
予定に未経験の事、新しいことを組み込む
④伝達系
品の良い丁寧な言葉を使う
同世代と話をし、自分の老害の進行度を客観視する
⑤理解系
語学を学習する
なぜ?と言う疑問を持つ
⑥聴覚系
まだ老害化していない年上の人を見つけ頼る
知らない人で、自分よりも年代が下な人と共通の話題や関心事を切り口に仲良くなる
異性を意識し、未知の異性と積極的にコミニケーションを取る
⑦視覚系
自分の知識や常識を、アップデートし、海外で流通している情報と比較してみる
⑧運動系
朝起きたら3分以内に言葉を発する
テーマを絞ってしりとりをする
本を音読する
9時までには起きて、午前中の活動量を上げる
毎日少しずつ午前中に運動する
老害から身を守る方法
攻撃される事は、自分自身が価値のある存在であることを再確認し、自己肯定感を高める
相手を笑わせ、褒める
相手の情報を集めて、こだわりを知る
かわいそうな人だと変換する
相手の話を聞き、相手の自己肯定感を満たす
情報量を少なくし、シンプルな話し方をする
老害行為は、SOSサインだと考える
老害を受けてもネガティブに考えずスルーする
相手が落ち着いているタイミングを見計らう
共通点を見つけて強調する
相手がしつこい場合は、複数人で相手をする
対処法がうまくいかない時はハラスメントで訴える
ハラスメントで訴えるのが、一番早いような気がしますが。
老害についてもっと知りたいという方は、本書を購入しては?良い攻略法を思いつくかもしれません。