見出し画像

10円玉2枚目:黒ギャルさんが来る!1巻感想

A black gal is coming!

10円玉2枚目は(訳:第2回目は)黒ギャルさんが来る!1巻です。面白い本でできれば読んだことのない新しい本を探すことも多いのですが、ちょっとおやつになりそうな本を見掛けたので買ってみることにしました。青年コミックになると思いますが、がっつりアダルトな本ではなくラブコメディの少年漫画をちょっとだけ改造して青年向けにしているというテイストです。ヒロインに該当する巨乳黒ギャルの愛月(あずき)を登場させています。


おすすめ度 ★★★

読みやすさ ★★★★

絵の綺麗さ ★★★★

お色気要素 ★★★☆

オリジナリティ ★★☆

続き読みたい度 ★★★


(作者:いつむ、レーベル:ドラゴンコミックスエイジ、発行:富士見書房、660円+税、2021年2月9日初版発行)

内容としてはサラリーマン(推定20代中後半くらい)の主人公黒田が黒ギャルのあずきとひょんなことが出会い、縁ができてしまう。「災難だ、迷惑だ、何でこのタイミングでこいつがいるんだ?」のようなご都合主義的な出会い方をし、お色気要素のある(ラッキースケベみたいなもの)展開やほのぼのとした可愛い展開になったりもする。学生時代に恋愛にあまり縁がなく、気付いたら大学生を過ぎ社会人になっていた。そんな自分がもし高校生などの学生時代に恋愛できていて、もし可愛い彼女がいたらこんな子がいいなぁという願望を漫画にしたもの。それが黒ギャル、巨乳、JKといったキーワード(素材)で構成されている。あずきは明るく積極的で人懐っこい性格から、16personalitiesで例えるとEP系のような性格をしている。反対に主人公はややクールで理屈寄りのおじさんさをちょっと持ってる若者男性。他の漫画(もしくはアニメ)で例えると「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」の主人公と性格や雰囲気が似ている男性が主人公となり、その目線で女子高生との新鮮な日々を味わうことになる。

援助交際やブラックな要素はひとまず1巻では全く見られないことから明るいほのぼのしたラブコメディになっていると思われる。そしてそこが魅力のあるところなので、下手にドロドロした要素は入らないで、例えばからかい上手の高木さんのような清らかさを残しつつ(中学生でも安心みたいなこと)、大人な我々が期待しているちょっと濁った色を満たしてくれる要素も置いてくれると塩梅がいいと言いますし、嬉しいかなぁなんて思います。

とは言え、パンチラのシーンも結構多く見られるのもこの漫画の特徴です。また白パンでないのもギャル属性を扱っているが故にこの設定なのだと思われます。ブラチラみたいなものも多いが、初期設定がああいう服装なのかブラなのかがやや判断し兼ねます。胸は散々語っている通り巨乳です(爆乳の方が正しい言い方かもしない。)良い子は若干に見づらいのと、店員さんが女性の場合ははやり若干購入しづらいところはあるかもしれない。

基本的にはギャルものってどんな漫画になっているんだろう?とか表紙の女の子が可愛かったら買ってみたくらいの軽い気持ち読んで全然いいと思います。今は試し読みも可能ですので、何となくフィーリング合いそうならば読まれてみてはいかがでしょうか。


追記。

Youtubeで黒ギャルさんが来る!のオフィシャル動画を見つけました。KADOKAWAオフィシャルチャンネル - YouTubeより。


お色気要素は修正あり。R15くらいかもしれないので一応各自自己責任で視聴してくださいね。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?