ノンデジタル(アナログ)で旅をしよう
ノンデジタルでの旅とは?
はじめに
今回はデジタル機器を一切使用しない旅をしようと思います。地図はGoogleマップを使うのではなく、地図帳を使い、カメラはデジタルカメラではなくフィルムカメラを使います。
ここで旅のルールを定めたいと思います。
・インターネットを用いた検索は禁止
・調べ物をするときは人に尋ねるor書籍で調べるのみ
・緊急時以外は電話を使わない
大きくまとめてこの3点を守りたいと思います。
なぜこのようなことを実行したいのか
簡単に言ってしまうと、ひと昔前の旅をしたいわけです。私は高校生なので平成初期のような、まだインターネットが普及していなかった時代の旅をしたことがありません。生まれたときから、そばにインターネットがあり、”デジタルネイティブ”や”Z世代”などとも呼ばれており、生まれながらにしてデジタル機器使ってきた人類初の世代だそうです。
一見”人類初”なんて言葉が出てきていいように聞こえますが、実際のところ、あまり楽しくありません。小学生時代に公園で遊ぼうと誘われ、サッカーでもするのかと思いきや、3DSを取り出し夕方5時までゲームをしたり、中学時代にはスマホを買ってもらってよっぽど嬉しいのか、どこか商業施設に行くときもいつもスマホを触っている。またまた、高校時代にまでなると、私の高校が特殊なのかも分かりませんが特に校則がないので休み時間は、自分の指を画面の前で滑らせるのに一生懸命です。
気づき
ここで私が思うのは「何か人生を無駄にしている」ということです。もちろんこれからの人生に”デジタルネイティブ”としての能力は必要だと思います。事実、私は競技プログラミングにハマってしまたりと、デジタルにどっぷり浸かっている部分はあります。しかしながらデジタルというものはアナログに比べて多様性の観点ではとても広く、良い方向にも悪い方向にも簡単に倒れてしまうことがあります。特に、スマホは娯楽と勉強という2つのものを同時に持ってしまっているので、今の人類には制御が難しすぎます。制御がうまくいかない人間は1日に何時間も画面を眺めて、時が過ぎて行くのです。「あぁ、今週のスクリーンタイムは30時間だった」などとも落胆している人もいるのではないでしょうか。
私は、この時間をもっとクリエイティブなことに使いたいと思いました。せっかく旅行に行くのだからその場の風景や空気を感じ、肌で「自分が旅行しているんだ」という感覚を持ちたいと考えました。時間は買い戻すことはできませんが、体験はお金で買うことができます。高校生という時期にさまざまな体験をしておきたいと思いました。
これからどうぞよろしくお願いします。