ゆかり、呑んでなくない?

そんなものかよ、写研。

2019年2月27日、私は写研という会社に失望した。
そのあまりにも「既存顧客のみを重視しすぎている」と捉えられる企業姿勢に対してだ。

写研はかつて、その美しい書体と組版システムで日本を彩った業界トップシェア(1991年当時, Wikipedia記事より)の写植機メーカーであった。しかし、「当社の書体と写植機の組み合わせによる正しい組版環境の提供」を目的に、長年PC用フォントをリリースしてこなか

街を美しく導く「サインデザイナー」を目指す #クソフォント絶対駆逐マン

　私が明確にデザイナーを志すきっかけが発生したのは、2015年の夏のことだった。当時私は大学2回生。春に成人し、「酒が飲める、酒が飲める、酒が飲めるぞ」と浮かれていた記憶がある。
　そもそも私は、映像系の仕事がしたくて大学に進学した。高校3年当時の私は、放送趣味(テレビ画面上部の時刻表示とかウォーターマーク)に魅せられて、USTREAMでテレビ放送ライクな画面構成の配信を行っていた延長線上において