変なおじさん
最近いろいろあって思ったのですが、「何をするか」より「何をしないか」の方が大切なんじゃないかな〜って気がしてます。
んで、来年からやめようと思ってることがありまして、、それは「誰かのために何かをする」です。「誰かのために何かをする」という気の持ち方でいると、僕自身が途中で息切れしてしまって、相手が一番助けて欲しい時にそばにいられないってことが、今まで何度かありまして。
んで、気付いたんですよね。
「相手のために、、」って僕が思うと、相手は僕を頼りにして僕に依存する。そして僕は相手に頼りにされていることに、つまり依存されていることに依存する。（自分を頼りにされていることに生きる意味やアイデンティティーみたいなものを感じてる状態）
これはお互いに「相手に依存している状態」です。
そして僕は相手のためにできることを頑張ってしようとします。少し無理をしてでも。なぜかって、「相手が自分に依存している状態に依存している」（生きがいみたいなものを感じている）から、その状態を維持しようとします。ただ、やっぱり無理は続かなくて、どこかで息切れしてしまい「相手のために、、」ができなくなる時が来ます。
世の中うまくできてるな〜って思うのが、そんな「相手のために、、」ができなくなった時こそ、相手が一番自分を必要としている時だったりするんですよね。「相手のために、、」と思ってやってきたことが結局、相手が一番辛い時に相手のそばにいることができなくて、結果的に相手をものすごく傷つける（裏切る）、という状況を引き起こしているってことに気が付きまして。
「なんじゃこりゃ、神様そりゃないぜ！」って感じですが、まー実際起こったことなので受け入れるしかないです。んじゃーどうするかって言うと、もう答えは出ていて、それは「相手のために、、」をやめるってことです。「相手のために、、」をすると、お互いがお互いに依存した状態になります。相手に依存すると、自分の機嫌が相手によって左右されます。相手が自分の期待に答えてくれると自分は上機嫌になり、相手が自分の期待に答えてくれないと自分は不機嫌になります。この状態だといつまで経ってもお互い不安定なままで、毎日がままならなくなります。
車に例えるとわかりやすいですかね。
自分のハンドルを他者に委ねている状態なので、そりゃー不安定でしょっちゅう事故を起こしてしまいますし、安心してドライブできないですよね。それじゃあーどうするかって、そりゃー自立するしかないです。そうです、自立です。自分という車のハンドルを自分で握る。それができるようになれば、毎日気持ちよくドライブすることが出来きます。
それじゃあー毎日気持ちよくドライブするにはどうすればいいかって、答えはシンプルで、メンテナンスです。車だったらエンジンオイルの交換とかタイヤの空気圧のチェックとか。エンジンオイルを交換すれば燃費が良くなるし、車の心臓であるエンジンの調子が良くなる。空気圧をいい感じに保てれば、安定して走れるようになる。
自分という車にどういうメンテナンスをすれば、調子良く走れるか。それを理解して実際にやってみて、毎日調子よくドライブできるようになる。つまり健やかな気持ちで毎日を送ることができるようになること。これこそが自立している状態なのだと思います。
自分が生きている意味やアイデンティティーみたいなものを他者にゆだねず、自分自身で引き受ける、自分自身の内側に自分自身で作り出せるようになることが自立するということ。つまり、言い換えると自立って「自分で自分を悦（よろこ）ばせられるようになること」だと思います。「自分の機嫌は自分でとる」って言い方もできますね。
「いやいやおぜんさん、相手のために何かをすることは大切なことだよ！」って思うかもしれませんが、大丈夫です。自立すれば「相手のために、、」は必要なくなるのです。なぜって、調子が良い日って「相手のために、、」って思わなくても自然に相手を気遣えたり、相手のためになることを無意識にできるからです。そういう経験は誰にでもあるのではないでしょうか？僕もそういう状態で挑めた合コンの方が評判良かったりします。ニヤリ
「相手のために、、」って思っているうちは、それって実は自分の為にやっていることだと思います。自意識とか「周りからどう見られているか」とか、そういう意識から抜けられた時、人は自然に無意識に相手にとって必要な存在になれるのではないでしょうか。（めっちゃいいこと言った。エッヘン）
【突然謎の箇条書きコーナー】
・わたしはわたし、あなたはあなた。
・自立すると自分の内側で発電できるようになる気がする。
・自立できると「人に頼ったりお願いできたりする自分」になれる。はず
・人付き合いは移ろいゆくもの。そして、昔からのご縁は干したカンピョウのように細く長く大切に。
・居場所は自分で作るもの。誰かに作ってもらうものではない。
・とは言ったものの、年1くらいは集合かけるよ。
・今の自分と風が合う人に出会いに行こう。
・今の自分が心地よいと感じる居場所を探す旅に出よう。
・とはいえ、わかっちゃいるけどなかなかできる自分になれないな〜
・とにかく、来年は今年より良い一年になる気がする。
「自立」って言葉が結構難儀で、長年理解に苦しんでたんですけど、車に例えるといい感じですね。自分の車のハンドルを他に委ねるのが「依存」で、自分の車のメンテナンスを自分でして、ハンドルを自分の両手でしっかり握れるようになることが「自立」。
ということで、僕の車のメンテナンス方法を発表します！（足し算よりも、引き算から始めたほうがうまくいく気がしました）
・お酒を毎日飲まない（引き算）
【理由】毎日お酒を飲むと徐々に気持ちが不安定になり、理由もなく不安な気分になることが多かったのでやめました。今は不安を紛らわすお酒はやめて、楽しい時間をより楽しくする為のお酒だけにしています。不安な時に飲むお酒って利息付きの借金に似てるな〜と思ってて、お酒を飲むことで不安の先送りはできますが、あとでもれなく利息で更に膨れ上がった不安と言う名の借金を、アポ無しでヤクザが日常へ取り立てに来る。そんなイメージです。
とはいえ、ほんとにヤベー時はお酒の力に頼ることもあるので、そんな時は「いつもありがとうございます♪」って小さく声に出して頭を下げてから、いただいております。
嘘です、気持ちの所作です。
・コーヒーを毎日飲まない（引き算）
【理由】毎日コーヒーを飲むと頭痛が起きやすくなる事に気づいたからやめました。頭痛って辛いですし、頭痛してる時って頭痛でいっぱいになって楽しくないんですよね。周りも自分も見えなくなります。ので、やめました。ただコーヒーは好きなので、100％辞めてるわけではなく、飲みたくなったときはコップ半分くらいで紛らわしてます。完璧にこなそうとするのも、それはそれで疲れますからね。
（ノンカフェインコーヒもたまに飲みます。コーヒーに限らずカフェインを摂り過ぎないように気をつけてます。）
・散歩する（足し算）
【理由】毎日歩きまくってます。歩数は決めてませんが、調子がいい時は1万〜1.5万くらい歩きます。なぜ歩くかって、、楽しいからです。ただ歩くことが、ただ楽しいんです。楽しい時間は一日にたくさんあったほうが良いじゃないですか!?なので「今日はいつ散歩しようかな〜」って考えながら毎日を過ごしています。
・本気で歌う（足し算）
【理由】昔から歌うのが好きで、好きな歌を本気で歌う（カラオケと同じ声量）と気持ちがスッとします。歌った後は、抱えてる問題は何も解決していないのに「すべてを受け入れられるかも〜」みたいな気分になります。お酒と違って先送りではなく、その場で消化できてるような感覚がありますね。雨で散歩に行けなくてモンモンとしている時は、雨音が音を吸収してくれるので、部屋で一人本気ライブやっています（踊りあり）。最近は星野源さんの「光の跡」「回答者」「仲間はずれ」「灯台」にズッポシです。
・歌いながら散歩する（掛け算）
これが僕にとって一番の処方箋ですね。効き目はバツグンで、モヤモヤした気持ちがフワ〜っと空に浄化していくんです。歌散歩してる時が一番楽しいんです。それに気がついてからは、歌散歩が僕の生活の中心になっていて、なによりも最優先事項となっております。一番楽しい歌散歩を中心に生活すれば、「毎日調子の良い自分」でいることができ、調子の良い自分でいることができれば、自分の周りにいる人にも自然に調子良く接する事ができ、「誰かのために、、」がいらなくなる。これこそが自立するってことなのかなって思ってます。
この歌散歩に副作用はほとんどなく、あるとすれば変なおじさんだと思われるくらいです。
「そうです、わたすが変なおじさんです。」
だっふんだ。