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副業とワークシェア

副業がしたい。
そう思う理由は、本業が忙しくないことによる時間の余裕と収入を上げたいためである。
しかしながら、副業をしたいと思っても、私の会社では禁止されている。では、どうすれば良いのか。


一石二鳥
私の職場は複数の部署が集まってできている。忙しい部署もあれば私のように忙しくない部署もあり、社内では、個人間の業務量の繁閑差が大きな問題となっている。そこで、忙しい部署の仕事の一部を比較的時間に余裕のある私が手伝う、いわゆるワークシェアをすることにした。そうすることで、各部署の業務量の平準化、延いては業務改善と収入アップのウィンウィンな関係を築くことができると考えたからだ。

副業(ワークシェア)はじめて2ヶ月
いざワークシェアをはじめてみると気付くことがある。

1.賛同してくれる人は意外に少ない?
なんでも簡単にワークシェアできると思っていたのだが、そうとは限らない。各部署は自分の仕事にこだわりを持って取り組んでいるため、なかなかワークシェアに賛同してくれない人が多かった。

2.通常よりも時間がかかる...
私が若手ということもあり、OJTも兼ねて仕事をシェアしてくれた部署があった。はじめての仕事内容であり、わからないことが多い。そのため、ミスをしないように通常よりも時間を掛けてかけて取り組む必要があった。特に時間が掛かってしまったのは、その業務の過去の経緯を確認する作業である。他部署の業務だとその確認作業が出てきてしまう。


3.責任の所在
私が取り組んでいる業務であることから、責任は私にあると思っている。しかし、厳密には所掌していないものを扱っているため、私には責任が無いことになる。そのため、業務を遂行する際は必ず上司に確認をとって、情報を共有することが必要となる。


ワークシェアをはじめて2ヵ月経ち、無事業務が終わった。結果的に、相手の部署はシェアをした仕事をすることなく,確認をするだけで良くなったため、業務量の改善に繋がった。一方、私はその分の業務量が増えた。つまり、収入も上がって目的を達成した。

個人としては業務改善。会社としては?
個人間では、仕事を減らしたい人と、増やしたい人で需要と供給が成り立つため、個人間の繁閑差を軽減し業務改善に繋がっているようにみえる。しかし広い目で見ると、同じ部署内で業務を実施していれば、確認作業がなくなるためより効率的に仕事を進めることができたと思われる。
より良い仕事の進め方を考えなければならない。

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