単独ライブに行ったことあるアーティストを晒せ
というハッシュタグをX(旧Twitter)で見つけた。
140文字では収まらなかったのでここで書き記してみた。
(以下、五十音順)
阿部真央
indigo la End
w-inds.
岡崎体育
THE ORAL CIGARETTES
カノエラナ
King gnu
Creepy Nuts
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
スマイレージ
すりぃ
Sexy zone
AAA
NEE
ネクライトーキー
NOISEMAKER
林直次郎
PEOPLE1
平川地一丁目
フレデリック
紫今
めいちゃん
ゆず
ONE OK ROCK
全23アーティスト&グループの面々。
そのうち、3つは友人に誘ってもらって参戦した。
(スマイレージ、AAA、ゆず)
この機会に、振り返りも含めて、ちょっと抜粋して因数分解してみる。
|2002年|w-inds.
7月7日の七夕の日からスタートしたw-inds.のファーストライブツアー
「w-inds.1st Live Tour ”1st message”」
当時中学生、初めてのライブ。
私は初日の午後公演、大阪城ホールで1列目という神席(下手の涼平側)。
初めて自分で買ったCDはw-inds.の2ndシングル「Feel The Fate」だし、未だにこの時の1stアルバム曲の「Endless Moment」はふと聴き出したらエンドレスリピートするほど好きだし、HIP HOPに関する音楽やダンスを意識して聴くようになったのは彼らのおかげ。
DA PUMP兄さんの弟分。当時は業界の圧力が強く露出が限られていた、「なんだかなぁ」と某帝国にうっすらと反骨精神がなんとなく宿っていたかもしれない。(音楽と人は好きだよ)
2024年現在、TikTokでFeel The Fateを踊る動画がよく散見される。
|2008|平川地一丁目
時を経て大学生時代。実質、2回目のライブ。
彼らが解散すると知り、衝動的に彼らの地元の新潟でのライブに参戦したのも、時間とお金がある大学生だからこそできた決断。
当時のiPodには彼らのアルバムが入っていて、派生して昭和のフォークソング系もプレイリストに入っている。京都から神戸への約2時間の電車移動でともに過ごした大切な音楽。
色褪せない曲って、時代を重ねても良いし、重ねてこその今も最高。
のちに、令和の時代になって復活して、彼らの音楽がまた聴けることになったことも含め、同じ時代を生きていて良かったと心を豊かにしてくれている。
↓「幸せであること」の価値観を気づかせてくれた「君の分まで」
|2011|スマイレージ
さらに時を経て新社会人時代。
バイトの高校生男子が「ゆうかりん最高!」とライブDVDやらで布教してくれていて聴くようになったハロプロ系(現在はメンバー編成も大きく変わり「アンジュルム」に)。
「日本一スカートが短いアイドル」という売りだった気がする。
ゆうかりん卒業ということで、誘ってもらって高校生男子2人と参戦。
当時の絶賛代表曲は「夢見る15歳」や「スキちゃん」になるのだろうか。
インディーズ時代「S/mileage」の「ぁまのじゃく」なんて、美少女の透明度をそのまま感じる。
初期は「スキちゃん…?」だった私も、以降は「スキちゃん!スキちゃん!ゆうかがスキちゃん!!!」となった。(ライブ映像もぜひ)
たまにYouTubeで視聴する。ガビガビの画質の悪さがあってもなお彼女たちの可愛さがキラキラしている。
|2018|THE ORAL CIGARETTES
酔いも甘いも経験した20代後半のアラサー時代。
夏のサマソニ大阪に参戦、そこで気になっていたアーティストとして楽しみにしていたオーラル。全てはここから始まった、ライブ人生に切り替わった。すぐにファンクラブ入会し、翌月からのツアー初日の東京公演をTwitterでチケット同行者を見つけて参戦。それでは飽き足らず京都、富山(初めて足を踏み入れた)も参戦。モッシュに埋もれ「あ、死にそう」って本気の体験もした。毎年フェスに行くようにもなって、様々なアーティストを聴くようにもなったし、今では最低月イチのライブに参戦する生活。いや、人生。
自分の目で確かめて判断し、彼らの音楽の魅力に落ちていくのは「カンタンナコト」だった。KKツアー最高。
|2021|Sexy Zone
ついにハマった。私もハマることがあるんだ、ジャニーズ界隈に。
2020年、YouTubeを徘徊していてたどり着いた「麒麟の子」を歌う彼ら。
「こんなにも 汚れきった世の中を 有り難そうに生きている」
「ついて来い たてがみを隠さずに 勇気ある はみ出し者よ」
ジャニーズらしくない歌詞を歌うんだなと、ちょっと異色に見えたし、ロックを感じた。
バンド界隈とは異なり、彼らはコロナ禍でも最低限の露出と情報があり、時間のある限りディグる。中島健人のアイドル果汁120%の本物さ、センターを張る顔面偏差値高い佐藤勝利、ジェンダー課題にも向き合う清い心を持つマリウス葉、ちょっとスカした感じがイケすかないが実はグループ全体の軸にいる菊池。
初めて購入したCD「RUN」は8月のこと。その翌日、当時活動休止していた総ちゃんが復活し、5人が揃って歌う瞬間も立ち会い、感動続きだった。
ただ、同じ年の12月にはマリウスが活動休止してしまった。2021年4月に参戦できた初めてのライブ。実際には5人でステージに立つ姿は望めなかった。私はペンライトをマリウスカラーであるオレンジに灯し続けた。ロックバンドのライブで頭を振っていた私が、ペンライトを振るまでになるとは。
と、こうして振り返ってみるとジャンルレスにライブに足を運んでいる。
それぞれ語りだすと、まだまだ続きのストーリーはある。
同時に、私の人生の話にも繋がりそう。
様々な足し算や引き算があり、人生は展開し、時には掛け算もしてきた。確実に私の人生を彩り、豊かにしてくれている音楽たち、ありがとう。
一旦ここまでで「解」とする。